ポイントは集約がベター
現在、さまざまな店舗がカードを提示すると支払金額に応じてポイントが貯まる「ポイントカード」を発行しています。
「共通ポイントカード」とは、特定の店舗に限らず、複数のグループ企業・店舗で共通して利用できるカードを指します。
貯めやすく使いやすい主な共通ポイントは楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイントなどがあります。メインのクレジットカードにつくポイントに集約させるのが最も効率よく貯まる方法です。楽天カード・楽天ポイント・楽天市場、ヤフーカード・Tポイント・Yahoo!ショッピングというように、クレジットカードとポイントとネットショッピングを統一できればベストでしょう。
共通ポイントカードを選ぶ際は、「店舗数の多さ」や「よく行く店で使えるか」を重視しましょう。還元率が高くても、自分になじみのある店で使えないのであれば、ポイントはなかなか貯まりません。
4大共通ポイントの特徴
ポイント名 | Tポイント | Pontaポイント | 楽天ポイント | dポイント |
ポイント付与率 | 会計200円ごとに1ポイント付与 Yahoo!ショッピング100円ごとに1ポイント |
会計200円ごとに1ポイント付与 ローソンでは時間帯によって200円ごとに2ポイント |
100〜200円ごとに1ポイント | 会計100円ごとに1ポイントと付与など加盟店により異なる |
主な提携先 | ファミリーマート、ソフトバンク、ウエルシア薬局、ガスト | ローソン、au、シェル、AOKI、ケンタッキーフライドチキン、ビックカメラ | ファミリーマート、マクドナルド、出光サービスステーション、大丸 | ローソン、ファミリーマート、NTT、マツモトキヨシ、高島屋、JAL |
ポイントアップモール | Tモール | Pontaポイントモール | 楽天市場 | dカードポイントUPモール |
メリット | Yahoo!公金支払いを利用すればポイントで税金や水道代の支払いが可能 | ホットペッパーやじゃらんなどリクルート系のサービスポイント還元率が高い | 楽天カードを使って楽天市場で買い物をするだけでポイント+2倍になるSPUという制度あり | ハワイやグアムなどの海外にも提携店あり |
こんな人にオススメ | ソフトバンクユーザー | リクルート系のサービスをよく利用する人 | 楽天グループのサービスをよく利用する人 | ドコモユーザー *ユーザー以外でもポイントは貯まりやすい |
共通ポイント以外のポイント
共通ポイント以外のポイントカードはほぼアプリ化されているので、スマホにアプリを入れることでポイント取り逃がしが減ります。LINEアプリにあるLINEウォレットには、LINE Pay加盟店のポイントカードをまとめられる便利なLINEマイカード機能があり、Tカード、Ponta、ビックカメラ、スターバックス、無印良品などが対応しています。カードの持ち歩きはもちろん、ショップのアプリをそれぞれ入れる必要もないのでスマホがスッキリし、レジでの定時もスムースになります。LINEショッピング経由で楽天市場を利用すると、ショップポイント+LINEポイントの二重取りもできます。
ポイントアプリがあると便利
キャッシュレス化が進み、コンパクトな財布に買い替えたという人も多いはずです。カード類が増えると財布がパンパンに膨らんでしまうため、ポイントカードの「アプリ版」を利用しましょう。
App StoreやGoogle Playでアプリをダウンロードした後、アプリにカード情報を登録します。登録が済めば、会計時はカードをいちいち出さなくとも、アプリのバーコード画面の提示のみでポイントの処理が完了します。
ちなみにポイントカードアプリには、大きく分けると公式アプリと非公式アプリの2種類があります。
結論から言うと、公式アプリが使えるポイントカードは公式アプリを、そうでないポイントカードは非公式アプリで使うのがおすすめです。
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公式アプリは発行元が直接、もしくは発行元と連携した別会社が配信しているアプリです。中にはアプリ内でクーポンが届くものもあります。
また、使えない・利用を拒否されるといったことは基本的にありません。 -
非公式アプリは、サードパーティー製(その製品の開発元・販売元ではない企業が提供している)のアプリです。
ポイントカードの発行元が公式がアプリを出していなくても、ポイントカードや会員カードをアプリ内に入れることができます。
しかし、あくまで非公式なので、店によっては利用を拒否されたり、使えなかったりする場合があります。
その他
ポイントの使いやすさは楽天市場が優れています。書籍、日用品、食品、ファッション、電化製品、さらにふるさと納税や保険まで取り扱っており、貯まったポイントを生活必需品の購入に充てられます。楽天ポイントはビックカメラなどの対象店舗でもポイントがつくので、高額商品でポイントを貯め、楽天ペイにポイントチャージして対象店舗でキャッシュレス決済すれば、ここでもポイントを二重取りできます。
家賃や水光熱費、税金など月々の固定費を銀行口座引き落としにしているなら、クレジットカード払いに変更するだけでポイントが貯まります。コンビニで支払うならクレジットカードがオススメ。チャージした電子マネーで支払うことで、クレジットカードと電子マネーのポイント二重取りが狙えます。
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