新潟・本間至恩 ベルギー1部の名門クラブ・ブリュージュとクラブ間で基本合意
J2新潟は8日、ベルギー1部の名門クラブ・ブリュージュへの移籍が決定的なMF本間至恩(しおん、21)について、クラブ間で基本合意に達したと発表した。本間は同日をもってチームを離れ、近く渡欧し、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定という。
本間は下部組織から所属した新潟を通じ「幼い頃からアルビレックス新潟に関わり、U―15からオレンジ色のユニフォームに袖を通して9年半の間、自分を成長させてくれたクラブに心から感謝しています。また、常に温かい応援をしてくれるサポーターをはじめ、大きな期待を寄せてくださっている地域の皆さん、新潟に関わるすべての皆さんにも感謝を伝えたいです」と感謝の意を述べ、「自分は新潟で身につけたすべてのことに自信を持って、世界に挑戦してきます。これからも応援していただけると嬉しいです」とさらなる飛躍を誓った。
クラブ・ブリュージュは国際タイトルこそないものの、欧州チャンピオンズ杯(欧州CLの前身)決勝に進んだベルギー唯一のクラブとして知られる。リーグ優勝18回を誇り、昨季も日本代表MF三笘がプレーしたサンジロワーズとの激しい優勝争いを制し、3連覇を達成。今季も欧州CLは5年連続で本戦から出場する。
本間は身長1メートル64と小柄ながら、抜群のテクニックを誇るドリブラー。新潟がJ1時代の17年4月、高校2年生ながらトップチームに2種登録され、リーグ戦こそ未出場もルヴァン杯には出場。18年からチームはJ2に沈んでいるが、今季はここまで昇格圏の2位と好調で、エースとして君臨していた。
●スポニチ
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