新潟
--チームは7戦負けなし。
チームとしていま正直良いわけでもないし、かといって悪いわけではない。ホームでしっかり1-0で勝ち切れたところはチームとしてもポジティブに捉えていいと思う。まだまだ試合は続くので、7試合負けなしとかは関係なしに、これからも勝ちにこだわってやっていきたい。
--今季初めてのフル出場だったが。
去年鹿児島に行って、新潟に戻ってきてから、あらためて新潟はJ1にいなければいけないチームだと思いましたし、少しでも貢献したい思いは開幕当初からあったので、こういう形でスタートできたのはすごくうれしかったです。
--手ごたえは。
ボールを握るところはどの試合でも新潟らしいサッカーができている。失点するとか、うまくいかないときは自分たちのミスで相手にチャンスを作ったり、良さを引き出してしまうので、一つひとつの技術の高さ、丁寧さはもう一度練習からやっていきたいと思う。
--5連戦。
厳しい戦いだが、どの選手が出ても戦えるチーム。そこは強みだと思うので、ホームで勝って良い形で5連戦を終えたい。
--ホーム6連勝でクリーンシートを達成した。
勝ちましたけど、まだまだ課題は多い。攻撃の選手として、2点目、3点目が取りたかった。
--今季2得点目について。
あのシーンはイッペイ(シノヅカ)くんを使って自分が進入しようと思っていた。最後、ワンツーのところで相手にボールが当たってしまいましたけど、(谷口)海斗くんがやさしく落としてくれたので、流し込むだけだった。落ち着いて流し込むことができて良かったです。
--今季最多のサポーターの前で得点を決めたが。
素晴らしい雰囲気で、サポーターを見てひさびさに緊張しました。人がたくさん入ると良い意味で緊張しました。本当にたくさんの人たちが来ていただいて、素晴らしい雰囲気だったので、より気合いが入りました。その前でゴールを見せられて良かったです。ホームで良いプレーをすることが多いです(笑)。
金沢
--リーグ戦では初出場となった。
初めてのJリーグなので気持ちのたかぶりはあったのですが、あくまでいつもの練習どおり、冷静に頭を切り替えてやろうとは思っていました。いつでも試合に絡める準備はしていたのですが、今日もゴールデンウィークで人が多く、久しぶりのスタジアムの雰囲気に高揚してしまって、平常心ではできなかったかなと思います。
--監督からの指示は。
自分の長所であるドリブルでチャンスメークしてほしい。あとは守備で走るところはサブの選手は大事なので、そこを求められて入りました。
--徐々に仕掛けも増えました。
最初のファーストタッチでかっさらわれてしまって、そこで相手のスピード感が分かったので、ああいうミスをしないようにと思い、中でもらうとプレスがくるのが分かっていたので、サイドでもらって仕掛けようと修正できたのは良かったです。
--リーグ戦デビューはどんな試合だったか。
負けてしまったところはチームとしては良くないんですけど、この素晴らしいスタジアムと観客の方々の前でデビューできたことは自分にとってもプラスですし、こういう経験は絶対に忘れないと思う。プロ選手として一歩を踏み出せたのかなと思います。
ボールを持たれる展開はある程度想定はできました。ウチもカウンターからチャンスを狙っていました。あとはこの最高の雰囲気でできたのは楽しかったです。
--後ろからの組み立てについて感じていたことは。
もっともっと練習からやっているところを出せば、もっとできるのになと思いながら見ていました。
--終盤はゴール前まで迫れていたが。
最後の精度、ラストパスの精度はもちろん大事です。基本、相手チームより走れる自信はある。終盤相手の足が止まったところで、ウチは止まらずにもっともっとやるべきだと思います。
--中2日でコンディション的に厳しい部分もあったか。
でも、僕自身は17,000人以上もいる、久しぶりにたくさん人が入った中でできて、これが日常に戻ってきているというのはうれしいと思いました。
--須藤 直輝選手がJデビュー。先輩として声をかけたことは。
入りで消極的なプレーをしたあとに、「もっと思い切ってやれ」と言いました。Jリーグの厳しさを知ることができたので、これからの成長に期待です。
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