【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第9節

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新潟が完封勝利で5位をキープ

新潟は前節から4名を変更。5試合ぶり先発のイッペイ シノヅカは[4-2-3-1]の左サイドハーフで起用された。またアレクサンドレ ゲデスが初めてベンチ入りを果たした。

対する栃木は前節から5名を変更。[3-4-2-1]の1トップには、古巣対戦となる矢野 貴章が起用された。

幸先よく先制したのは新潟。6分、高木 善朗の左CKに、中央でフリーになったシノヅカが右足アウトでゴール。シノヅカは今季2点目で、デンカビッグスワンスタジアムでは初めて、サポーターにゴールを披露した。

リードを奪った新潟は、攻撃に出てきた栃木のスペースを使い、ポゼッションで優位に立ち試合を進めるが、互いに攻撃の起点をつぶし合う中で、前半を1-0で終了する。

追いつきたい栃木は、後半開始から2枚代え。谷内田 哲平と磯村 亮太を投入し、[4-2-3-1]に変更。積極的な入りで流れをつかむと、52分には新潟のパスミスを奪ったトカチが素早くミドルシュートを放つが、これはGK小島 亨介に阻止される。

新潟は両サイドハーフを本間 至恩、三戸 舜介に代え、勢いのある突破で押し返していく。すると75分、高 宇洋のクサビを受けた高木 善朗の浮き球パスに、うまく抜け出した谷口 海斗が左足ダイレクトで決めて追加点を奪う。谷口は2試合連続ゴールとなった。

栃木は途中出場の五十嵐 理人の突破から何度かチャンスを作るが、新潟のSBとボランチに対応され、決定的場面は作れず。新潟はアレクサンドレ ゲデスが初出場を飾るが、追加点はならず、2-0で終える。

この結果、新潟は完封勝利で栃木と開始時点での勝点1差を4に広げ、5位をキープ。栃木は12位から16位へと後退した。

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