終了間際に鈴木大輔の得点。ドラマのような展開で千葉が勝利
試合序盤にボール保持のうまさを見せ、攻勢を強めたのは新潟。11分には右サイドからチャンスを作る。複数人がワンタッチパスでボールをつないでいくと、最後はペナルティーエリア手前から藤原 奏哉が左足でシュートを放つ。しかし、これは千葉の選手のブロックに遭った。
一方、新潟に保持率で上回れた千葉だが、前線からの積極的なプレスと引いて守るブロック守備を使い分けながら、相手の攻撃を制限。ボールを持った際は相手のプレッシャーに苦しむ場面も見られたが、セカンドボールを中盤で回収して敵陣へと押し込んでいく。26分には左サイドからチャンス。秋山 陽介が1対1の場面で仕掛けると、対面の選手をうまくかわし、左足でクロスを供給する。これに合わせようと櫻川 ソロモンが反応したが、相手選手のクリアに遭った。
その後は新潟が敵陣でボールを持つ傾向が強まるものの、決定的なシュートを放つことはできず。スコアレスで試合を折り返した。
激しさを増した後半は両チームともに決定的な場面を作る。59分、新潟が後方から丁寧にパスをつなぐと、ペナルティーエリア内で相手に寄せられながらも、松田 詠太郎がボールを受ける。そこからダイレクトでシュートを放ったが、枠を外れた。
対する千葉は71分にチャンス。途中出場の末吉 塁がドリブルでボールを運び、左サイドからクロスを供給。これを受けたサウダーニャが左足を振り抜いたが、シュートはサイドネット。
このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにドラマが生まれる。左からのCKに鈴木 大輔が頭で合わせ、ゴール。試合はこのまま終了し、千葉が劇的な形で勝点3を獲得した。
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