復帰戦での逆転ゴールで勝利に貢献 エースの一撃が新潟に勢いをもたらす
アルビレックス新潟はJ2第8節でロアッソ熊本と対戦し、2-1で勝利する。1-1と同点で迎えた後半アディショナルタイムに逆転ゴールを決めたのは、この試合が怪我からの復帰戦となった鈴木孝司だった。
新潟は開始5分で熊本に先制される嫌な流れになるも、22分に谷口海斗が今季4ゴール目となる一発を決めて同点に追いつく。1-1のまま試合は最終盤を迎え、新潟は怪我から復帰したばかりの鈴木を投入し、逆転の一手を打つ。
すると後半アディショナルタイム、GK小島亨介のロングボールに反応した田上大地が右サイドを突破してクロスを供給する。中で待っていた鈴木が合わせてゴールネットを揺らし、終了間際に逆転弾となる得点を決めた。
鈴木は開幕戦のベガルタ仙台戦、相手との接触で負傷交代となってしまう。その後、復帰に向けてトレーニングを積んできた鈴木が、今シーズンのファーストシュートをゴールへとつなげていった。鈴木は離脱していた時期を「コンディションも悪くない中、開幕戦でケガをして、チームの勝利に貢献できていなかった」と悔しさをにじませていた。
「(ゴールは)ヘディングだったが、良いボールが来たし、ふかさないこと、当てることだけを意識して、決めることができた」
復帰早々にチームの勝利に貢献した鈴木。復活のエースが新潟に勢いをもたらしていく。
●ザ・ワールド編集部
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