【解析料理】ブラジル国籍2人、Jで大化けの可能性秘める/新潟新戦力分析編

日刊スポーツ
スポンサーリンク

【解析料理】ブラジル国籍2人、Jで大化けの可能性秘める/新潟新戦力分析編

J1アルビレックス新潟のデータを独自の視点で分析する「アルビレックス新潟 解析料理」の23年新戦力分析編を随時掲載します。6年ぶりにJ1で戦うチームは4選手を新たに加えました。新加入が4人は今季のJ1全18チームで最少。これまでの戦術、連係をさらに深化させつつ、新戦力がチーム力を底上げします。第1回は3季ぶりに加わるブラジル国籍選手。189センチの大型FWグスタボ・ネスカウ(22)と左利きアタッカーのMFダニーロ・ゴメス(22)の2人は、Jで大化けする可能性を秘めます。

3シーズンぶりにブラジル国籍選手がチームに加わることになった。同国1部クイアバから189センチ、90キロの大型FWグスタボ・ネスカウ、同2部ポンチプレッタからドリブル突破が魅力のMFダニーロ・ゴメスの2人。寺川強化部長は「外国人特有のマンパワー。チームで戦いながらも、1人で違いを出せる部分も必要になってくるかな」と話しており、その個の力が期待される。

移籍情報サイト、トランスファーマーケットによると、市場価値はグスタボが10万ユーロ(約1400万)と安く、ダニーロは50万ユーロ(約7000万円)。現在のチーム1位はMF伊藤の85万ユーロ(約1億1900万円)となっており、今回の助っ人2人は格安だ。ただ、ブラジル選手のスカウト力は新潟の強みで、過去には数多くの優良助っ人を発掘してきた歴史がある。今回の2人もJリーグで大化けする可能性を秘める。

グスタボはマリリア所属時の21年にサンパウロ州選手権3部で17試合に出場し、チーム最多7ゴール。昨年はブラジル1部クイアバでU-23チームを含め公式戦通算21試合で6ゴールをマークした。ブラジルサッカー連盟の統計による昨年の警告7、退場1は気になったが、空中戦の強さはチームの武器になりそうだ。

ダニーロは昨年、ブラジル2部で公式戦16試合無得点だったものの、21年は同1部のU-23チームを含む公式戦通算31試合2得点。昨季の新潟にいなかった左利きのアタッカーで、そのテクニックは新たな攻撃の形を生み出すかもしれない。【石川秀和】

●日刊スポーツ

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました