Ｊ２優勝“アルビレックス新潟”　松橋力蔵監督が今シーズンを総括「Ｊ１で進化させる」

今シーズンをリーグ優勝で締めくくったサッカー明治安田生命Ｊ２・アルビレックス新潟の松橋力蔵監督が１０月２４日に会見を開き、「充実した時間を過ごせた」とシーズンを振り返りました。

【松橋力蔵 監督】
「本当に充実した時間を過ごさせてもらった」

シーズンを終え、やわらかい表情も見せながら会見に臨んだアルビレックス新潟の松橋力蔵監督。 アルベル前監督から引き継ぎ、今シーズンから指揮をとった松橋監督は、チームをリーグ最多得点・最少失点でＪ２優勝・Ｊ１昇格に導きました。 そんな松橋監督が選手に伝えていたのは…

【松橋力蔵 監督】
「（Ｊ１昇格は）普通の環境ではできない。特別なことを成し遂げるのだったら、特別な環境をつくろうと、そのために大事なのはトレーニングだということを徹底して伝えた。少しだけ雰囲気が変わったような印象は自分の中にはある」

そして、今シーズン、チームは誰が試合に出ても結果を残す“強さ”を見せました。

【松橋力蔵 監督】
「選手を戦力にするには、ピッチの経験を早くさせる必要がある。実際の本番のゲームを早く経験させることが大きいポイントかなというのがあった」

選手たちのマネジメントについては…

【松橋力蔵 監督】
「シンプルに嘘をつかないこと、真摯に向き合うこと。それだけ」

来シーズンはＪ１へと舞台が移りますが、松橋監督は「相手をリスペクトしすぎず、自分たちのスタイルを進化させていくことが重要」だと話します。

【松橋力蔵 監督】
「どう進化するか、どう次のステージで良いものにしていくかが大事だと思う。（Ｊ１は）強い相手がいるので、その相手が自分の能力をまたさらに引き出してくれる。そういうふうに思っているので、そういうステージへの挑み方というのをしたい」