アルビレックス新潟新潟
--最終節を終えて。
ようやく終わりましたね。ホッとしています。
--シャーレを掲げたときの思いは。
シャーレを渡してくれたのが、(札幌で一緒だった)野々村(芳和)さんだったところにすごく、感慨深かった。「よく頑張ったな」と言ってくれたことが、今までの自分を肯定してくれたような感じがしてうれしかったです。いるべき場所に戻ったという感覚がすごく強くて、うれしいですけど、これからだなっていう思いが、より強くなりました。
--サポーターを見て。
ゆっくり、雨の中ですがみんなの顔を見ながら1周して、本当に感謝しか出てこない。ここで終わるのではなく、もう1個上の景色を、新潟サポーターの皆さんとともに。Jのタイトル。天皇杯だったり、カップ戦もあるし、そういう、より上のレベルでこういう喜びを分かち合いたいなという思いが強くなりました。
--シャーレは重かったか。
物理的にもそこそこ重かったし、いろんな人の思いがそこに乗っかっていて、やっと掲げることができたので。チームメートが、俺と(早川)史哉とよしくん(高木 善朗)と、まずは3人で「掲げてよ」って言ってくれたところは、ちょっと(涙が)危なかったです。いろんな選手にいろんなストーリーがあって、自分たちだけ特別扱いされるのは、申し訳ない気持ちもあるし。ただみんなが理解してくれて、3人で掲げられたことはすごく幸せな瞬間でした。
いろんな人がこの瞬間を待ち望んでいて、勝って掲げるのと、負けや引き分けで掲げるのではテンションに差が出ますので、明日の新聞が、みんなの良い笑顔が載ることがすごくうれしいです。
--試合を振り返って。
点を決められたことは良かったと思うんですけど、ハットトリックできたと思いますし、もっともっと自分のプレーを見つめ直さないといけないと思いました。
--ゴール場面について。
1点目は、あまり覚えてないんですけど、カウンターで前にスペースがあったので、自分のスピードと伊藤 涼太郎くんのボールの質だったら、相手DFはかわせるんじゃないかと思っていたら、本当にジャストなボールが来たので、相手と入れ替わることができて、あとは冷静に決めることができたと思います。
2点目も、鈴木 孝司さんにパスを出して、またスペースがあったので、自分のスピードだったらいけると思って、そこに(鈴木から)本当に良いボールが来たので、トラップも決まって、あとは珍しく落ち着いて決められたかなと思います。ああいう形なら、基本ループなので、感覚としてループで打ったら入った。
--優勝は。
すごい経験だと思いますし、誰もが経験できることじゃないので、良い勉強というか、今後のキャリアにつなげていきたい。
FC町田ゼルビア町田
--この3年間、ランコ ポポヴィッチ監督の下、積み上げてきたことを今日の試合で表現できた点は、どんなことでしょうか。
結果的には負けていますが、自分たちで勢いを持って立ち上がりから入れたことや、相手陣地でプレーする機会も多く、良い守備から良い攻撃という形も何回か出すことができました。そういった形を前半は多く出せていることだと思います。
--個人の成績という意味では、9得点10アシストで終わりました。目標としてきた10得点10アシストには、得点があと一歩及ばなかったです。
2ケタ得点を取りたかったのが本音なので、取れなかったことはとても悔しいです。また2ケタ得点という結果を残せなかったことが、このチームの結果にもつながっている部分はあるので、そういった意味でも、目標を達成できなかったことは悔しいです。
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