敵地にサポ千人「心強かった」 強豪仙台と開幕ドロー
サッカーの明治安田Jリーグ2部(J2)のアルビレックス新潟は20日、仙台市のユアテックスタジアム仙台で今季開幕戦に臨み、仙台に0-0で引き分けた。敵地で強豪から勝ち点1を挙げ、J1昇格を目指す戦いのスタートを切った。
約千人の新潟サポーターが訪れ、大きな拍手で後押しした。序盤から主導権を握って攻め込むと、新加入のMFイッペイ・シノヅカ選手(26)らが惜しいシュートを放ったものの、得点はできなかった。
開幕前、チーム内で新型コロナウイルスの感染が広がり、活動の一時休止もあった。今季から指揮する松橋力蔵監督(53)は「さまざまな方にご尽力をいただき、初戦を迎えられた」と感謝した。主将の堀米悠斗選手(27)は「サポーターの存在が心強かった。勝利にこだわったので満足していない。次は勝ち点3を取りたい」と話した。
新潟は26日の次戦も敵地で大宮と戦い、ホーム開幕戦は3月5日、新潟市中央区のデンカビッグスワンで山口と対戦する。
●新潟日報
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