浦和で期待されるも得点は決められず 新潟挑戦のドリブラーは結果にこだわれるか
伊藤涼太郎は今季、浦和レッズからアルビレックス新潟へ完全移籍を果たした。浦和時代にはレンタル移籍でJ2の舞台を経験しているドリブラーは、新潟でどのような成長を見せるだろうか。
ベガルタ仙台との開幕戦にスタメン出場した伊藤は、[4-1-2-3]のシャドーで起用される。松橋力蔵新監督の下、ポジショナルプレイを志向する新潟で、伊藤は持ち味のドリブルや足元の技術を駆使してチャンスを創出。2本のシュートで仙台ゴールを脅かすなど上々な初戦だった。 浦和から水戸ホーリーホックへ2度のレンタル移籍時にJ2を経験している伊藤。2018年には34試合9ゴールを決めるなど、主力としてチームに貢献する。2度目のレンタルとなった昨シーズンも20試合4得点とJ2で実績を積んでいるアタッカーである。 そんな伊藤の今季は結果が求められるシーズンとなるだろう。水戸ではゴールやアシストで活躍した同選手だが、浦和では得点を決めることができていない。J1やルヴァンカップで起用され得意なドリブルでチャンスメイクするものの、ゴールネットを揺らすまでは至らなかった。J1昇格を狙う新潟で結果にこだわることができれば、次第にチームの順位も上がっていくことだろう。
構成/ザ・ワールド編集部
コメント