〈J2アルビ〉悲願のJ1昇格へ!躍進支えるキャプテン・堀米悠斗 戦う理由と決意【新潟】
選手・スタッフ一丸となってJ1昇格に向けひた走る、サッカー明治安田生命J2リーグ・アルビレックス新潟。 現在、首位を走るチームをピッチ内外で支えてきたのがキャプテンの堀米悠斗選手です。新潟のために戦い続ける理由、昇格にかける決意を聞きました。
【堀米悠斗 選手】
「一切気は抜けないし、決まるまでは変わらずに『目の前の一試合一試合』というのは強く思っている」
力強く語るのは、アルビレックス新潟のキャプテン・堀米悠斗選手。 今シーズンは38試合中36試合に出場。左SBとして守備はもちろん、積極的な攻撃参加を武器にアルビの躍進を支えてきました。
【堀米悠斗 選手】
「監督は『サッカーをしている以上、ボールを持った選手がゴールを取るために、一番良い判断を』と言うし、CBだろうがもっと言えばGKでも」
アルビは現在、フィールドプレーヤー26人のうち20人が点をとり、得点数はリーグトップの67得点。誰が出てもプレーの質が落ちることはありません。
【桶屋美圭アナウンサー】
「意識の部分でもそうですけれど、今季はチーム勝利のためにプレーできる選手が集まっているなという印象」
【堀米悠斗 選手】
「(伊藤)涼太郎なんかはチームが勝っても悔しさを前面に出す。それは決して独りよがりでそういう感じを出しているのではなくて、それが結果としてチームのためになるから。『チームのために自分が結果を残したい』という気持ちを強く持った選手がかなり多いんじゃないかなと思う」
若手からベテランまでそれぞれの個性を尊重しながらチームを引っ張ってきた堀米選手。
【舞行龍ジェームズ選手】
「試合前の円陣とか、言葉のチョイスや盛り上げる役は最初に比べて上手になってきた」
ピッチ上だけでなく、SNSでも選手やサポーターに向け熱いメッセージを発信するなど、ピッチ内外でアルビを盛り上げてきましたが…
【堀米選手の妻 夏海さん】
「結構熱くプレーしているが、家では娘たちにデレデレ」
こう明かしてくれたのは妻・夏海さん。普段は熱い闘志を胸に戦う堀米選手も家に帰れば2人の娘を持つ優しいパパです。
【堀米選手の長女 結珠羽ちゃん】
「パパはかっこいい」
Q.パパのどんなところが好き?
「全部」
実はサポーターからも愛されている長女の結珠羽ちゃん。堀米選手だけでなく家族もサポーターの力を実感しています。
【堀米選手の妻 夏海さん】
「本当に大きい存在だし、声出し応援が始まってから、ますます耳にして目にすることですごく実感している」
2017年にJ1札幌から加入し、今年で6年目。
【堀米悠斗 選手】
「J1の時にアルビに入って、チームが降格して、やっぱりそれを戻さないと移籍とかは考えられなかった。毎年強い思いを持ちながらやっていたけど、その言葉を何度も裏切って、サポーターの皆さんにも苦しい思いをさせてきた5年間だった」
今シーズンこそ約束を果たすため、大好きなラーメンを断ち、体調管理も徹底している堀米選手。
【堀米選手の妻 夏海さん】
「(今までは)オフの日のお昼ご飯はラーメンがお決まりの感じだったが、今は一切食べない」
そんな強い決意はサポーターにもしっかり届いています。
【サポーター】
「ここまでやってくれているゴメス(堀米選手)にシャーレを上げてほしいと、みんな思っている」
苦しい時も共に戦ってきたサポーター、そして家族の思いも乗せて臨む残り4試合。アルビの闘将がピッチを駆け上がります。
【堀米悠斗 選手】
「ムードは高まっていくと思うが、やっぱり選手だけは、チーム内だけは浮かれないように徹底してやっていきたい」
●NST新潟総合テレビ
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