【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第38節

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決勝点は秋山裕紀。新潟が今季初の4連勝達成

首位の新潟が、19位の大宮をホームに迎えた一戦。今節から最大35,000人を収容できるようになったデンカビッグスワンスタジアムには今季最多の20,811人が来場。応援合戦も盛り上がる中、1-0でホームの新潟が勝利を収めた。

新潟は前節・水戸戦で高木 善朗が右ひざ前十字じん帯を損傷。長期離脱を余儀なくされた。ゴール裏のサポーターからは「苦しいときもともに戦ってきた善朗。次のステージへも一緒に行こうぜ」という横断幕が掲げられたほか、先発メンバーも高木の背番号33のユニフォームを着て入場。ともに戦っていくことを体現し、試合に臨んだ。

新潟は序盤からピッチの幅を広く使いながらボールを動かし、大宮を押し込む時間が続く。はね返されても2次攻撃、3次攻撃とたたみかけるが、自陣でブロックを構える大宮のゴールを破ることができない。逆に38分、ロングボールで背後を取られてピンチ。中野 誠也が収めて柴山 昌也がシュートを放つが、これはGK小島 亨介がキャッチする。44分にはCKから富山 貴光にヘディングシュートを許すが、ファーポストにはじかれた。

0-0で迎えた後半、先に動いたのは新潟。67分に3枚代えを行い、鈴木 孝司、イッペイ シノヅカ、秋山 裕紀が投入されると、これが転機に。

「裕紀は前を見ながらプレーするので、スキがあれば前にパスをつけてくれて、僕と伊藤 涼太郎はやりやすかった」と鈴木。徐々に縦パスが増えると、72分に得点が生まれる。秋山の縦パスをスイッチに伊藤、鈴木、三戸 舜介、堀米 悠斗とワンタッチでつながり、ペナルティーエリア内で鈴木がDFを背負ってボールを前にこぼすと、「絶対に決めたい気持ちがあった」とボランチの位置から駆け上がってきた秋山がゴール。プロ4年目にして、新潟初得点を決めた。

その後は反撃に出た大宮にボールを握られ、押し込まれる時間が続く。しかし新潟は粘り強く守り切って1-0で勝利。今季初の4連勝で首位をキープした。対する大宮は新潟を苦しめながらも勝点はつかめず、4試合ぶりの黒星となった。

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