首位・新潟がMF秋山裕紀弾で怒涛の4連勝! J2残留目指す大宮は痛恨の黒星
[9.25 J2第38節 新潟 1-0 大宮 デンカS]
J2リーグは25日、各地で第38節を開催した。1位アルビレックス新潟はホームで19位大宮アルディージャと対戦。1-0で勝利し、首位をキープしている。
J2優勝、J1自動昇格へ負けられない戦いが続く新潟。首位をキープすべく、本拠地・デンカビッグスワンスタジアムでリーグ戦4連勝を目指した。対する大宮もJ2残留へ何としても勝ちたい一戦。2連勝を懸けて敵地に乗り込んだ。
試合は立ち上がりからホームの新潟がボールを握る。前半16分には、MF伊藤涼太郎からのパスを受けたMF小見洋太が相手から逃げるようにボールを細かく触ってターン。右足でミドルシュートを放った。同18分には、伊藤、MF三戸舜介、FW谷口海斗と縦に繋がると、谷口が2タッチ目で狙う。しかし、シュートは大宮のGK志村滉の正面。先制点とはならない。
新潟は前半24分、右サイドで近い距離間を保ち、少ないタッチで崩すと、ボックス内に抜け出した伊藤に決定機。しかし、シュートはゴール左に流れていく。主導権を握りながらも、1点が遠い新潟。すると、前半終わりにかけて大宮が盛り返す。
徐々にリズムを掴み、ボールを握れるようになった大宮は、前半終盤にMF小島幹敏が強烈なミドルシュートでゴールを狙う。しかし、ここは新潟のGK小島亨介は好反応を見せてストップ。同シーンで得たコーナーキックからFW富山貴光がヘディングシュートを放つも、こちらはゴール左のポストを叩いた。
試合はスコアレスで前半を折り返すと、後半も互いにゴールが遠い。流れを変えたい新潟は、後半22分に3枚替え。MF島田譲、小見、谷口を下げてMF秋山裕紀、MFイッペイ・シノヅカ、FW鈴木孝司を投入。大宮も同25分に富山に代えてFW河田篤秀をピッチに送り込んだ。
すると、新潟の交代策が功を奏す。後半27分、伊藤から縦パスが入ると、鈴木がワンタッチで落とし。そのボールをMF三戸舜介が再び縦に入れ、DF堀米悠斗が鈴木に流すと、相手に寄せられてボックス内で潰れる。ただ、そのボールがスペースへ。走り込んでいた秋山がゴールに流し込んだ。
1点を追いかける大宮は、反撃のため後半28分に3枚替え。MF栗本広輝、MF柴山昌也、FW中野誠也を下げて、MF大山啓輔、FW高田颯也、FW矢島輝一を入れて攻撃の活性化を図った。
試合終盤にかけて攻勢を強めた大宮だが、ゴールが奪えない。新潟が1点を守り切り、1-0で4連勝を飾った。
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