新潟がリーグ戦3連勝! 星雄次&谷口海斗弾で首位堅持、水戸は3連敗
[9.18 J2第37節 新潟 2-0 水戸 デンカS]
J2リーグは18日、各地で第37節を開催した。アルビレックス新潟はホームで12位水戸ホーリーホックと対戦。2-0で勝利し、首位をキープしている。
2連勝中の新潟は、2位の横浜FCと3ポイント差の勝ち点71で首位。J1昇格に向けて勝ち点3を積み上げておきたい。対する水戸は、リーグ戦2連中。3試合ぶりの勝利を目指した。
試合立ち上がりは新潟のペースで進むと、テンポの良いパス回しで前線へ。前半18分には、そのパスワークから左サイドを崩すと、ボックス内で受けたMF星雄次が左足を振り抜く。しかし、ここは水戸のGK山口瑠伊が左に倒れて抑える。同19分には、新潟のMF伊藤涼太郎が中央を持ち上がり、右足でミドルシュート。ゴール右を捉えた強烈な弾道は、山口が左に飛んで勢いを止めた。
前半35分には水戸にチャンス。MF椿直起が左サイドからドリブルで切り込むと、ピッチ中央のMF杉浦文哉へ。杉浦が縦にパスを送ると、ペナルティーエリア手前で受けたMF高岸憲伸が反転から右足で豪快に狙う。しかし、強烈なシュートは新潟GK小島亨介が左に倒れてストップ。先制点とはならない。
その後もボールを握り、攻撃の手を止めない新潟。すると、前半37分に試合を動かす。左サイドをFW小見洋太が駆け上がると、ペナルティーエリア内左で受けた伊藤はシュートに持ち込むことができない。それでも、マイナス方向のFW谷口海斗に預けると、谷口の落としを星が右足でゴール右に突き刺した。
1点を追う展開となった水戸は前半45分、ゴール前でフリーキックを得ると、キッカーの杉浦が右足で狙ったシュートがゴール左のポストに直撃。こぼれ球にFW安藤瑞季が詰めたが、新潟が身体を張ってゴールを死守した。試合は、新潟の1点リードのまま前半を折り返した。
迎えた後半。新潟が立ち上がりに追加点を挙げる。後半7分、左サイドでフリーキックを得た新潟は、MF高木善朗が左足でボールを入れると、ニアサイドに走り込んだた谷口がヘディング弾。シュートは山口の手前でバウンドし、ゴールへと吸い込まれていった。
2点を奪い試合を優位に進めながら、なおも攻撃の手を止めない新潟。最前線の谷口をターゲットに3点目を狙いにいく。水戸は押し込まれながらも、2点を追い攻勢を強めた。交代を使い、試合の流れを変えようとした水戸に対し、新潟も試合を閉める選手交代を実施。2-0で逃げ切り、新潟がリーグ戦3連勝で飾った。
●ゲキサカ
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