〈J2アルビ〉連勝でJ1昇格に前進! 甲府戦 小見・三戸がゴール「一戦一戦を大事に」【新潟】
サッカー明治安田生命J2リーグ・アルビレックス新潟は9月14日アウエーでヴァンフォーレ甲府と対戦。2ー1で勝利し、首位をキープしています。
前節・琉球戦から中3日。スタメンを5人入れ替えて臨んだアルビは小見が4試合ぶりのスタメン起用に応えようと、試合開始直後から積極的にシュートを放ちます。
その後は甲府にボールを持たれる時間帯が続きますが、前半18分、その小見が見せました。伊藤からのパスを受けると、角度のないところからシュートを決め、先制に成功します。
1点をリードし、迎えた後半。松橋監督はさらに攻撃的な選手、三戸・高木・谷口を投入します。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「連戦中でもあるし、せっかく前半頑張ってくれた選手の1点をどう次につなげるか。攻撃的な選手に変えて2点目をというところ」
その采配が見事的中!途中出場の3人が躍動します。
谷口が高い位置でボールを奪い、高木へとつなぐと、右サイドを走る三戸へスルーパス。これを三戸が冷静に流し込み、追加点を奪います。
試合終盤は甲府のペースとなり、後半36分にウィリアン・リラに1点を返されますが、GK小島の体を張ったセーブにも助けられ、リードを守ったアルビ。2ー1で勝利し、アウエーで勝ち点3をつかみました。
【アルビレックス新潟 三戸舜介 選手】
「ずっとケガをしていて、試合をしたかったし、点を決めたかったのでうれしい。(前半を)見ていて、背後やスペースを狙えていなかった。そこを後半、自分が入って流れを変えることができたのはよかったのかなと思う」
前節から中3日、移動時間の長いアウエー甲府戦という体力的に厳しい条件の下でも、選手層の厚さで対応できるというのが今年のアルビの強みです。
アルビは勝ち点を71に伸ばし、首位をキープ。一方、2位の横浜FC・3位の岡山がともに敗れたため、それぞれとの勝ち点差を広げました。
新潟が連勝し、岡山が連敗すると、最速で9月25日にもJ1昇格の可能性がありますが、試合後、松橋監督は次のように話しています。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「もちろん勢いも大事だと思うし、この流れも大事だと思うが、あまりそこに寄りかからずに一戦一戦を大事にやっていくというスタンスをずっと持って、この年間やってきているので、そこは変わらず、ブレずにやっていきたい」
残りは6試合。次節は9月18日(日)、ホームで水戸と対戦します。
●NST新潟総合テレビ
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