【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第27節

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金沢は左サイドを変更。毛利駿也が12試合ぶりのスタメンに入り、小野原和哉は4試合ぶりに先発に戻り左サイドハーフに入る。結果的にこの左サイドからピンチを招くことが多かった。

立ち上がりにペースを握ったのは新潟。8分、松田 詠太郎が右サイドを深くえぐってチャンスを作ると、その後もコンビネーションでサイドをえぐりながらチャンスを作っていく。前半も半ばをすぎると勢いはさらに加速。

29分、スルーパスに松田 詠太郎が抜け出すとマイナスのクロス。一度は相手にクリアされたものの、それを拾った高 宇洋のミドルシュートが左ポストにあたってネットを揺らした。さらに33分にも右を崩すと斜めに入ってきた松田 詠太郎がシュート、41分には右に寄せてフリーになった堀米 悠斗がフリーでクロスを入れるなどサイドから押し込み続けた。

後半開始早々には、またもサイドをえぐった松田 詠太郎がエリア内で倒されたという判定でPKを獲得。これを鈴木 孝司が決めてリードを広げる。さらに82分には高い位置で相手のパスミスをカットすると小見 洋太が持ち運び、最後は鈴木が2点目を決めた。

ピンチらしいピンチはほとんどなく、危なげなく勝利した新潟は前節に続く3ゴール。3試合ぶりの完封勝利も飾り、しっかりと首位を守った。

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