本間至恩、新潟からベルギーの名門クラブ・ブルッヘに完全移籍! まずは2部のBチームでプレーへ
MF本間至恩が、アルビレックス新潟からクラブ・ブルッヘ(ベルギー)に完全移籍した。16日に新潟がクラブ公式サイトで発表している。
新潟は8日に本間の完全移籍で「欧州クラブ」とのクラブ間合意に達したことを発表していた。その後に渡欧した本間は、メディカルチェック等を経て、クラブ・ブルッヘと正式に契約を締結。なお、クラブ・ブルッヘのセカンドチームにあたるクラブNXTが公式ツイッター(@ClubNxt)で本間の加入を発表しており、まずは2部リーグに所属するNXTでプレーすることになりそうだ。
本間は発表に際し、新潟のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「このたび、ベルギーリーグ1部のクラブ・ブルージュに移籍することになりました。新潟のファン、サポーター、クラブ関係者の皆様に直接ご挨拶できないまま日本を離れてしまい、申し訳ない気持ちで一杯です」
「まずは無事に契約することができ、嬉しく思います。これからも、新潟にいたときと変わらずに自分の成長のために、一日一日を無駄にせず、感謝の気持ちを忘れずに大切に過ごしていきたいと思っています。新潟でプロになって3年半。どんな時も、本当に多くの皆様から後押ししていただきました。皆様と一緒に戦えた3年半はとても幸せで、アルビレックス新潟でプロキャリアをスタートできたことは自分にとって、生涯の誇りです」
「皆様にベルギーからいい報告を届けられるように精一杯頑張っていきます。自分が成長した姿を新潟の皆さんに見てもらえることを楽しみにしています。これからも応援よろしくお願いします!」
本間は2000年8月9日生まれの現在21歳。新潟のU-15、同U-18を経て、2019年にトップチームに昇格した。身長164センチメートルと小柄だが、小回りの利いたドリブルを武器に、左サイドから数多くのチャンスを演出。2021シーズンの明治安田生命J2リーグでは22試合の出場で5ゴールを記録し、J1リーグ昇格を目指す新潟の攻撃をけん引してきた。
本間が加入するクラブ・ブルッヘは1891年に創設され、18度の1部リーグ優勝を誇る強豪。UEFAヨーロピアンカップ(チャンピオンズリーグの前身)の決勝に進出したことがあるベルギーで唯一のクラブとしても知られている。なお、日本代表FW上田綺世が完全移籍加入するサークル・ブルッヘとはライバル関係にあり、ともに『ヤン・ブレイデルスタディオン』をホームスタジアムとしている。
2021-22シーズンはレギュラーシーズンを2位で終えたものの、MF三笘薫(現ブライトン)やDF町田浩樹が所属していたユニオン・サン・ジロワーズらとのプレーオフ1を制し、リーグ3連覇を達成した。2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)本戦から出場する。
●SOCCER KING
コメント