【新潟】本間至恩がベルギーの名門クラブ・ブルージュへ完全移籍「いい報告を届けられるように」
J2アルビレックス新潟は16日、MF本間至恩(21)のベルギーリーグ1部の名門、クラブ・ブリュージュへ完全移籍での正式契約が結ばれたと発表した。8日にクラブ間での完全移籍の合意が発表されており、正式契約後にクラブ名を公表するとしていた。
メディカルチェックなどのため、すでに渡欧していた本間は「新潟のファン、サポーター、クラブ関係者の皆さまに直接、ごあいさつできないまま、日本を離れてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。皆さまにベルギーからいい報告を届けられるように精いっぱい頑張っていきます」とクラブを通じてコメントした。
◆本間至恩(ほんま・しおん)2000年(平12)8月9日生まれ、新潟市出身。13年に新潟U-15に加入し、高2の17年4月にトップチームに2種登録。同年5月31日のルヴァン杯神戸戦で16歳9カ月のクラブ最年少で公式戦デビュー。18年9月15日の金沢戦でリーグ戦初出場初得点。18歳1カ月での得点はクラブのリーグ戦最年少記録。J2通算123試合21得点。ルヴァン杯通算5試合0得点。164センチ、59キロ。
◆クラブ・ブリュージュ 1891年創設。ベルギー・ブリュージュに本拠地を置き、1959年から1部リーグに在籍し続ける名門。リーグ3連覇中で、これまで18度の優勝を誇る。ベルギー杯では歴代最多11度優勝。欧州チャンピオンズリーグ(CL)の前身大会の欧州チャンピオンズ杯で77-78年に準優勝し、ベルギー勢で唯一のCL決勝進出チームとなっている。チームカラーは青と黒。
◆新潟から欧州移籍
FW矢野貴章(現J2栃木)が10年W杯南アフリカ大会後にドイツ1部フライブルクへ移籍。11年のシーズン後にはDF酒井高徳(現J1神戸)がドイツ1部シュツットガルトに期限付き移籍し、13年1月から完全移籍。MF田中亜土夢は15年にフィンランド1部HJKヘルシンキへ移籍し、現在も同クラブでプレーする。
●日刊スポーツ
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