J2新潟堀米主将「勝つための要求を選手同士で求め合っていく」今季も熱いプレーでチームけん引
J2アルビレックス新潟の主将、DF堀米悠斗(27)が今季も熱いプレーとハートでチームをけん引する。
開幕の20日アウェー仙台戦(ユアスタ)に向け、17日は完全非公開で練習を行った。クラブハウスのある聖籠町は雪が積もり、施設職員やU-18の選手らが早朝から総出で除雪作業を行っている。その中での最終調整に感謝する堀米は「勝つための要求を選手同士で求め合っていきたい」と気合を入れる。
左サイドを激しく上下動する運動量と左足キックを生かし、攻撃時には積極的にラストパスを狙う。昨季はJ2のDF選手のスルーパス数でリーグ1位の76本(成功27)を記録した。2位は期限付き移籍先の金沢でプレーし、今季新潟に復帰したDF渡辺泰基(22)の72本(成功39)。クロス数は堀米の85に対し渡辺が99と、両者互角の数字を残す。今季は左サイドバックの定位置をその2人が争うことになる。高知キャンプから、堀米は「自分の長所をしっかりアピールして必ず定位置確保をつかみたい」と闘志を見せていた。
ボールポゼッションと縦に速いサッカーを戦術の1つに掲げる松橋力蔵監督(53)。開幕戦での先発メンバー選考には「悩む。悩まない日はない」と言う。主将としてチームをまとめる堀米は「どのポジションも昨年以上に(全員が)競争し合いながらチーム力を高めていきたい」と話した。
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