【解析料理】新潟MF高木と伊藤、共存して新たな攻撃スタイル見せた

日刊スポーツ
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【解析料理】新潟MF高木と伊藤、共存して新たな攻撃スタイル見せた

アルビレックス新潟の誇る2人の技巧派MFが共存した。3-1で快勝した10日のアウェー・レノファ山口戦。MF高木とMF伊藤が4月17日のアウェー岡山戦以来、16試合ぶりにそろってスタメンに名を連ねた。

2人が同時に先発した試合はこれまで5試合1勝3分け1敗と勝ち点3に結びつかない試合も多かったが、この日はお互いが流動的にポジションを入れ替えながら相手に的を絞らせず、終始、主導権を握った。

2-0の後半28分、2人の連係からゴールが生まれた。自陣センターサークル内で伊藤のパスを受けた高木が敵陣に持ち上がってFW鈴木へスルーパス。鈴木の右からのクロスをペナルティーエリア内まで走り込んだ伊藤が右足で押し込み、勝負を決定づけた。

今季初めて伊藤が2列目の左サイドで先発し、高木が定位置のトップ下。開幕当初は2人がインサイドハーフの位置で並んだが未勝利と結果が出なかった。その後は昨季までの4-2-3-1の布陣に戻し、高木→伊藤の交代が8試合、逆の伊藤→高木が5試合と2人が同時にピッチに立つ機会は減っていた。

MF本間の欧州への移籍が決定した直後の試合での快勝。松橋監督は「つなぐだけでなく前へ進み、相手を押し込んだ状態で次に何ができるかということがよくできた」と振り返った。付かず離れず絶妙の距離感で前進した2人にMF星が絡むなど新たな攻撃の形を見せて首位を奪還した。【石川秀和】

●日刊スポーツ

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