本間至恩が「J2から欧州へ」! クラブ・ブルージュ行きなら「バルセロナB得点王」がライバルに!?
アルビレックス新潟は7月8日、MF本間至恩が欧州クラブへ完全移籍することについて、クラブ間の基本合意に達したと発表した。同日に新潟での活動を離れて近日中に渡欧し、メディカルチェック等を経て、正式契約を結ぶとのことだ。
■移籍先はクラブ・ブルージュが有力か
新天地は伏せられているが、ベルギーメディア『VOETBAL PRIMEUR』などの報道により、クラブ・ブルージュが移籍先の最有力候補だと見られている。
クラブ・ブルージュは昨シーズン、日本代表FW三笘薫がレンタル移籍していたロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズとの優勝争いを制し、ジュピラー・プロ・リーグ3連覇を達成したベルギー屈指の強豪クラブだ。
2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場が決まっているため、もし加入が実現すれば、本間はJ2からCL出場クラブ移籍という異例のステップアップになる。
■ライバル候補にバルセロナBから加入のアタッカー
クラブ・ブルージュは6月8日、スペイン人FWフェラン・ジュグラをバルセロナ・アトレティック(バルセロナB)から獲得している。
ジュグラはCFや両WGでプレーする23歳の右利きアタッカー。昨季は公式戦32試合で19ゴールを挙げ、チーム得点王に輝いている。リーグ戦の第33節アトレティコ・サンルケーニョ戦では相手DFとの間合いを図りつつ、足が止まった隙にチップキックでシュートを打ち、GKが反応できないタイミングを突いてネットを揺らした。
さらにバルセロナのトップチームでもデビューしており、公式戦8試合で2得点を決めた有望株だ。もしも本間のクラブ・ブルージュ行きが決まった場合、ポジションを争うライバルになるだろう。
突如発表された移籍だが、果たして新潟の至宝は欧州でどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
●サッカー批評編集部
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