16試合ですでに4ゴール 新潟の宝・本間至恩は“2020年の7ゴール”を超えられるか
山形戦では素晴らしいパフォーマンスを披露した
すでに19節までが終了しているJ2リーグ。現在は勝ち点39ポイントでベガルタ仙台が首位に立っており、わずか1ポイント差でアルビレックス新潟と横浜FCが猛追している。4位町田ゼルビアは上位3チームからすでに9ポイント離されており、仙台、新潟、横浜の3クラブがJ2では抜けている。
そんなトップ3にいる新潟は29日にホームでモンテディオ山形と対戦。松田詠太郎のゴールで先制すると、そのまま勢いを継続させ3-0と快勝を収めた。リーグ戦では直近で横浜FCと水戸ホーリーホックを破っており、山形戦での勝利で3連勝となった。
新潟はこれまでチームを支えたアルベル・プッチ・オルトネダ監督がFC東京に向かったことで今季から松橋力蔵が監督に就任し、再スタートを切った。それでも、19試合を終えて2位にいるのはチーム力が高いということであり、昨季からの中心選手が活躍している証拠である。
21歳で10番を背負う本間至恩もその中心選手の一人だ。本間は若くして新潟の攻撃を支えている逸材であり、オフシーズンには移籍の噂もあったが、残留している。
今季は新体制となったが変わらずチームの中心におり、ここまで16試合に出場して4ゴール4アシストを記録している。山形戦でもゴールを決めており、勝利に貢献した。 今季は以前にも増して得点ペースが早い。16試合で4ゴールであり、32試合で5ゴールだった昨季に追いつく勢いだ。キャリアハイは2020年シーズンの7ゴールであり、怪我なくシーズンを戦い切ることができれば記録更新もあり得る。
アシストとはならなかったが、山形戦では先制点の起点を作った本間。推進力のあるドリブルに加えてシュートセンス、チャンスクリエイト力が高く、本間の活躍があれば今季こそ新潟はJ1に上がることができるだろう。
●ザ・ワールド編集部
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