【プレビュー】ホームでめっぽう強い3位・新潟が2位・横浜FCを迎え撃つ|Jリーグ
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明治安田生命J2リーグは5月21日と22日に第17節を開催。デンカビッグスワンスタジアムでは3位のアルビレックス新潟と2位の横浜FCの上位直接対決が行われる。
J2リーグの前半戦の行方を占う大一番が、デンカビッグスワンスタジアムで開催される。3位のアルビレックス新潟がホームに迎えるのは2位の横浜FC。勝点差『3』の上位直接対決は熱戦が期待できそうだ。
新潟は前節、町田ゼルビアと対戦した。その週にトップチームの選手に計5名の新型コロナウイルスの陽性者が出てしまった影響もあり、メンバー構成に苦労した様子が感じ取れ、ゲームも1-2で敗戦。4月から無敗で戦い抜いてきていた中、9試合ぶりの黒星を喫し、自動昇格圏外となる3位に転落してしまった。
ただ、ゲーム内容が悪かったとは言われれば決してそうではなく、チームとして目指す攻撃の形からチャンスも作り出す場面もあった。選手が数名入れ替わっても、自分たちのプレースタイルを表現できることを証明できたことはポジティブな要素である。
今節に向けて、どのくらいの人数がチームに戻ってくるかは現状不透明だが、今節の舞台は今季7勝1分と圧倒的な勝利を誇るビッグスワン。たくさんのファン・サポーターの前で勝利をつかみ、ライバルを蹴落としたい。
一方の横浜FCは、前節にホームで徳島ヴォルティスと対戦。互いにポゼッション志向が強いチーム同士の戦いとなったが、伊藤翔のゴールなどで勝利し、6試合ぶりの勝点3を手に入れた。
その結果、わずか1節で昇格圏内に再浮上することに成功。首位・ベガルタ仙台とも勝点で並び、しっかりと視界に捉えられている位置に付けている。
アウェイに乗り込んで戦うこの一戦に向けて大事になるのはボールを握る時間を長くし、焦れないこと。縦に急ぎ過ぎて不用意なボールの失い方をすれば、新潟の前線にはスピードのある選手がそろっているだけにカウンターで失点してしまう可能性が高まる。ボールだけでなく、ゲームもしっかりとコントロールしながらチャンスを作り出し、フィニッシュで確実に仕留めたい。
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