【新潟】ブラジル国籍2選手と移籍交渉大詰め「30人でシーズンに向かいたい」強化部長

日刊スポーツ
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【新潟】ブラジル国籍2選手と移籍交渉大詰め「30人でシーズンに向かいたい」強化部長

J1アルビレックス新潟は12日、23年シーズンの新体制発表記者会見を行った。J2町田から新加入のFW太田修介(26)とJ1のC大阪から3年ぶり復帰となるDF新井直人(26)が、就任2年目の松橋力蔵監督(54)とともに後援会員80人の前に登壇し、意気込みを語った。冒頭では寺川能人強化部長(48)がブラジル国籍の2選手との移籍交渉が大詰めで、30人体制で臨むことも明かした。

寺川強化部長はFW、攻撃的MFを得意とするブラジル人選手2人の獲得交渉が前進していると明言した。会見後、囲み取材では「既存選手28人と、2人を入れて30人でシーズンに向かいたい」と話した。合流時期も未定だが、17日から始まる高知キャンプでの合流も示唆。「外国人特有のマンパワー。チームで戦いながらも、1人で違いを出せる部分も必要になってくるかな」と“J1仕様”の補強の必要性を口にした。

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新潟のエンブレムを背に太田はマイクを握り締め、力強く話し始めた。「スピード、馬力はある。DFラインを破って相手にとって怖い、迫力あるプレーがしたい」。昨季はJ2町田で40試合に出場し、キャリアハイの11得点をマークした。完全移籍で加入した背番号11に対し松橋監督は「ゴールに向かうスピードとタイミングが素晴らしい。特長を出してほしい」と期待する。主戦場は両ワイドだが1トップやシャドーの位置でもプレーできる。太田は「2桁得点、ゴールに関わる仕事を常に意識したい」と力を込めた。

センターバック、両サイドバックをハイレベルでこなす新井は20年シーズンから3年ぶりにオレンジ色のユニホームに袖を通すことになった。「J1やACLで経験したことを還元したい」。昨季は期限付き移籍先のJ2徳島で38試合に出場。松橋監督は「サイド際で何度も(新井と)目があった。こっちがやりたいことを見透かしている感覚。隙がなく、攻略は難しいと思わされた選手」と話す。今季開幕戦は新井にとってC大阪との古巣戦になるが「勝ち点3を新潟に持って帰ることしか考えてない」と必勝を宣言した。

会見の冒頭では寺川強化部長がFW、攻撃的MFを得意とするブラジル人選手2人の獲得交渉が前進していると明言した。会見後、囲み取材では「既存選手28人と、2人をいれて30人でシーズンに向かいたい」。合流時期も未定だが、17日から始まる高知キャンプでの合流も示唆。「外国人特有のマンパワー。チームで戦いながらも、1人で違いを出せる部分も必要になってくるかな」と“J1仕様”の補強の必要性を口にした。

今季のスローガンは「更なる飛躍!!」に決定。就任2年目の松橋監督は「シンプルにアクション、プレーをし続ける。ボールを奪い、ゴールを奪う。自分たちのスタイルをどこまで究極のところまでもっていけるか」と昨季J2を制した攻撃サッカーを進化させ、6年ぶりJ1舞台での大暴れを誓った。【小林忠

▼現時点で新加入選手は新井と太田の2人のみだが、寺川強化部長は「編成にあたり、一番に考えたのは昨年のベース選手を残すこと。多くの選手が残ってくれたことが一番の補強」と話した。また昨季J1柏から期限付き移籍で加入し、14試合出場で2得点をマークしていたMFイッペイ・シノヅカ(27)には「(所属先の)柏と交渉中」とした。

◆スタッフ ▽監督 松橋力蔵(55)▽ヘッドコーチ 入江徹(46)▽コーチ 渡辺基治(44)▽アシスタントコーチ 小倉裕介(44)、田中達也(41)▽テクニカルコーチ 赤野祥朗(33)、池沢波空(25)▽フィジカルコーチ 安野努(45)▽GKコーチ 石末龍治(59)※年齢は満年齢

◆高知キャンプ(1次キャンプ) 17日に高知入りし、2月11日まで県立春野総合運動公園陸上競技場で実施。

●日刊スポーツ

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