〈アルビレックス新潟〉悲願のJ1昇格!今季を振り返る 「色々な逆境はねのけ戦った」【新潟】
今年、県内を沸かせたアルビレックス新潟。6年ぶりのJ1昇格を勝ち取ったアルビの1年を振り返ります。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「J1にしっかり昇格をすること。その目標を必ずや達成したい」
就任1年目となった松橋力蔵監督。しかし、その船出は厳しく、開幕前のキャンプで新型コロナウイルスの集団感染が発生。そんな中、仙台との開幕戦を迎えます。
【アルビレックス新潟 営業部 野澤洋輔さん】
「期待と不安が入り交じった開幕戦だったが、2020年・21年とやってきたことが継続して、非常に良いパフォーマンスが出た。期待が持てる開幕戦だった」
開幕4試合は勝ち星に恵まれませんでしたが、第5節のホーム・甲府戦がターニングポイントとなりました。
【野澤洋輔さん】
「今シーズンの初勝利。4節までシステムが1ボランチだったが、この試合で2ボランチに変更して戦った」
攻守が安定し、勢いに乗ったアルビはホーム10連勝を挙げ、首位争いを演じます。そんな中、チームを活性化させたのが若手選手でした。
【野澤洋輔さん】
「第17節、ここで小見・三戸をそのまま先発で起用して、この2人で3点を取って、当時1位だった横浜FCに勝利。アルビとしては“全員で戦えるんだぞ”と証明した、一つの大きなポイントだった」
7月にはエース・本間至恩が海外に移籍しますが…
【本間至恩 選手】
「残っているみんなが『絶対にJ1昇格するよ』と言ってくれたので」
約束を果たすため、チームは成長を続けます。そこに加わったのが…
【高木善朗 選手】
「声援があると、一歩前に行けると改めて思えた」
2年10カ月ぶりに解禁されたサポーターの声援を背に、4連勝を挙げます。
そして、歓喜の瞬間が訪れたのは10月8日。3万人以上のサポーターが祈るように見つめる中、悲願のJ1昇格を決めました。
【野澤洋輔さん】
Q.改めて今シーズン昇格できた要因は?
「たくさんあるが、この10月8日の仙台戦に現れていた。プレッシャーがかかる一戦だったと思うが、結果を見てみれば3-0で、非常にたくましく戦ってくれた。今シーズン、色んな逆境あったが、それをはねのけて戦えた強さがあったからこそ、J1昇格ができた」
リーグ最多得点・最少失点でJ2優勝も成し遂げました。
【堀米悠斗 選手】
「今年の自分たちの戦いに自信と誇りを持ち、来シーズンもこの日本一のサポーターの皆さんと戦っていきたい」
●NST新潟総合テレビ
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