〈アルビレックス新潟〉小島選手×野澤さんGK対談! 好セーブ連発で昇格の立役者に【新潟】
サッカー明治安田生命・J1リーグ昇格を決めているアルビレックス新潟。アルビは今シーズン、J2最多の73得点を挙げましたが、リーグトップは得点数だけでなく、失点数もリーグ最小の35。
そこで今回、守備で優勝に大きく貢献した守護神・小島亨介選手と現役時代、GKを務めたアルビレックス新潟・営業部の野澤洋輔さんによる対談を行いました。
J2王者を象徴するシャーレが輝きを放つなか登場したのは、今シーズン全試合フル出場でJ1昇格に大きく貢献した守護神・小島亨介選手。GK2人による対談スタートです!
野澤洋輔さん:
昇格・優勝が決まって、今の気分は?
小島亨介 選手:
うれしい気持ちは、まだありますね
野澤洋輔さん:
まだ、余韻が?
小島亨介 選手:
まだ、余韻ありますね
野澤洋輔さん:
どんなところで実感?
小島亨介 選手:
シャーレを上げたときは、めっちゃうれしかった。2年間けがで苦しんだ分、今年は42試合に出て、チームに貢献したいという気持ちを持って臨んだシーズンだったので
野澤洋輔さん:
小島の成長が結果を残したうえで大きな要因
小島亨介 選手:
試合に出て、間違いなく自信もつかんだし、より自分のプレーの幅も広がって、すごく楽しくサッカーできた
野澤洋輔さん:
自分の中で「やったぜ、ナイスキーパー」という試合はある?
小島亨介 選手:
ちょっと迷っていて、アウェー岡山戦はけっこう言っているけど、大宮戦の後半に弾いたやつもけっこう好き
ということで、ここからは野澤さんが選ぶ小島選手のファインセーブを振り返ります。まずは第10節のアウェー岡山戦でヘディングを止めたこのシーン。
野澤洋輔さん:
これとか手の出し方が上手いよね
小島亨介 選手:
クロスが上がった瞬間に、デューク選手(岡山FW)が打つと把握していたので、そこにポジションタイミングを合わせた
続いて第17節、ホーム横浜FC戦では抜群の反射神経で失点を阻止。
野澤洋輔さん:
こじは、1対1めちゃくちゃ強いよね
小島亨介 選手:
でも今年は1対1になるシーン少なかった。自分的には「来い!」と思って待っているが、(あまり崩されなかったから)今年は極端に少ない
そして、第24節アウェー群馬戦。
野澤洋輔さん:
これ、左手よく出たね 小島亨介 選手: 勝手に動いた感じ
野澤洋輔さん:
それ!今年は勝手に動いてるというイメージ。体がよく動いているなと
野澤洋輔さん:
次が野澤が選ぶ、今季ベストセーブは長崎戦
小島亨介 選手:
俺もセーブで行ったらこれですね。長崎戦、これはよく止めた
野澤さんをうならせたのは、カウンターから外国人FWに攻め込まれたシーン。
小島亨介 選手:
最後まで新潟の選手(藤原選手)がプレッシャーをかけてくれたのが大きかった
そして、ファインセーブといえば、岩手戦ではPKストップの直後に伊藤選手が先制点を決め、勝利をつかみました。この他にも落ち着いたセーブでチームのピンチを救ってきた守護神・小島選手。
野澤洋輔さん:
神セーブがあったから追いつかれなかった。1-0で勝ったとか、こじで勝ち点を取った試合がたくさんあった。今シーズンのMVPだと思っている。そして来季はJ1。
小島亨介 選手:
映像ではイメージできているが、映像と実際にやるのでは全然違う。J1の基準を追求しながら今季はやってきた。積み上げてきたものを出すチャンスなので、すごく楽しみ。
●NST新潟総合テレビ
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