王者新潟、J2最終節で通算200勝達成!! 三戸舜介2発でホーム5連勝フィニッシュ
[10.23 J2第42節 新潟 2-1 町田 デンカS]
J2リーグは23日、最終第42節を各地で行い、アルビレックス新潟がFC町田ゼルビアを2-1で破った。前節終了後にJ2優勝を決めた新潟は、昇格前最後のホームゲームに25,414人の大観衆が来場。デンカビッグスワンスタジアム5連勝でJ2通算200勝を達成し、5年間過ごしたJ2リーグに別れを告げた。
先手を取ったのは新潟だった。前半13分、自陣左サイド深くでMF三戸舜介がボールを奪い、カウンターをスタート。縦パスをMF伊藤涼太郎に預けた三戸はゴール前にそのまま攻め上がると、リターンを受けてペナルティエリア外から右足を振り抜く。強烈なグラウンダーシュートをゴール左隅に突き刺し、先制に成功した。
新潟はさらに前半36分、またもショートカウンターから今度は伊藤が抜け出すも、町田DF岡野洵が懸命に戻ってブロック。すると町田は同38分、MF平戸太貴のショートCK気味のキックをMF安井拓也がスルーし、エリア外で受けたMF高江麗央がゴール前に浮き球のパスを送り込む。これに飛び込んだ岡野がヘディングシュートで押し込み、同点に追いついた。
町田は前節に続いてハーフタイムにGK福井光輝からGKポープ・ウィリアムへ交代。ところがその後、立て続けにアクシデントに襲われる。後半4分にはFW中島裕希が膝を痛めてプレーを続けられず、FWヴィニシウス・アラウージョと交代。同7分にはMF安井拓也も接触時に負傷して担架で運び出され、FW佐藤大樹が投入された。
後半はオープンな展開となり、両チームともに決定機が続く中、新潟GK小島亨介とポープの両守護神が奮闘。それでも同38分、新潟が再び勝ち越しに成功した。敵陣中央で縦パスを受けた三戸がFW鈴木孝司とのワンツーで局面を打開すると、最後は鮮やかなループシュートでゴール左隅へ。この日2点目で突き放した。
試合はそのままタイムアップ。新潟はJ2通算200勝という節目の白星を収め、6年ぶりのJ1舞台に旅立った。
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