【週末J2まとめ】新潟の優勝、横浜FCのJ1昇格が決定。21位以下のチームも確定し、残すはプレーオフ出場権を争う戦いに|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】10月15日、16日に明治安田生命J2リーグ第41節が開催。上位3チームが軒並み敗れる結果となったが、その結果、アルビレックス新潟の優勝と横浜FCのJ1昇格が決定した。
今節は多くの戦いが決着に向かった。
まずは優勝と昇格争いだが、こちらは意外な形で決着した。勝てば優勝が決まる新潟は、逆転でのプレーオフ進出を目指す東京ヴェルディとの一戦に臨んだ。お互いに攻撃的な姿勢を前面に押し出すスタイルで、前半からゴールへと迫るシーンを作っていく。試合が動いたのは58分。CKからゴール前で混戦が生まれ、最後に押し込んだのは東京VのFW染野唯月。泥臭く押し込み、貴重なゴールをもたらした。
結局、このゴールが決勝点に。優勝するために勝利が欲しかった新潟だが、選手交代を駆使しながら攻め込むも、相手の守備を崩せないまま試合終了。今節での優勝は横浜FCに委ねられる形となった。
1年でのJ1復帰を目指す横浜FCは、期せずしてJ1昇格が決まることになる。夕方キックオフの横浜FCより早く試合を行った3位のファジアーノ岡山が、ホームでブラウブリッツ秋田に対してよもやの逆転負け。先制点を奪う展開に持ち込みはしたが、59分に同点弾を献上し、後半アディショナルタイムに逆転弾を浴び、自動昇格を逃す結果となった。
これで試合前に昇格が決まった横浜FCは、残された優勝へのチャンスをつなげるため勝利を目指してホームでのツエーゲン金沢戦に臨んだ。しかし、こちらも大苦戦。序盤から複数失点を献上する厳しい展開に追い込まれると、3点差から1点差まで詰め寄ったが同点弾は生まれず。2-3で敗れたことにより、新潟の優勝が決まるという結果となった。
プレーオフ出場権の残り1枠をかけた争いは、東京V、ジェフユナイテッド千葉が勝利してチャンスを広げようと画策したが、上位に位置していた徳島ヴォルティス、ベガルタ仙台、モンテディオ山形が揃って勝利。最終節を残し、勝点1差のなかに徳島から山形までの3チームがひしめくデッドヒートとなっている。
また、J3リーグの状況次第で降格が決定する21位以下の戦いでは、逆転での残留を目指していたFC琉球といわてグルージャ盛岡が揃って敗れて勝点を伸ばすことができず。最終節を前に21位以下が決定した。
■J2リーグ第41節結果
東京V 1-0 新潟
長崎 0-1 山口
栃木 2-3 水戸
群馬 5-1 岩手
千葉 2-1 琉球
岡山 1-2 秋田
大分 0-3 山形
仙台 2-1 熊本
横浜FC 2-3 金沢
徳島 3-1 大宮
●DAZN
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