J1昇格決定の新潟、東京Vに敗れて優勝は持ち越し「次節ホームで勝ち点3を取れるように」
◆明治安田生命J2リーグ ▽第41節 東京V1―0新潟(15日、味スタ)
来季のJ1昇格を決めている新潟は敵地で東京Vに0―1と敗れた。勝てば19年ぶりの優勝が決まる一戦だったが、持ち越しとなった。16日に2位の横浜FCが金沢に敗れれば新潟の優勝が決定。横浜FCが引き分け以上であれば、優勝の行方は最終節までもつれ込む。
新潟は後半13分にCKからこぼれ球を押し込まれて失点。1点ビハインドとなってからも諦めることなくゴールへと迫った。後半20分にはMF小見洋太がドリブルで突破してシュートを放ったが枠の上へ。終盤もゴール前で猛攻を仕掛けたが、得点を奪うことはできなかった。
7試合ぶりの黒星に松橋力蔵監督は「両チームとも90分間集中したタフなゲームだった。残念ながら結果は出なかったけど、ゴールに迫る部分は多く出せた。最終的に、焦りとかそういうのが出た感じはする。ただ選手たちは諦めずに戦った」と振り返った。やや停滞感のあった前半から、多くのチャンスをつくった後半にかけて修正できた点については評価。「今週の課題に目を向けながら、やってきた流れを大事にしながら準備していきたい」とさらなる改善を誓った。
また、この日は7000人を超えるアウェーサポーターが来場。指揮官は力強い応援に感謝を伝え、「何かが乗り移ってほしいなと。これまでも宿っている部分はあるし、新たなパワーとして得られるものもあった。期待に応えたい部分もあった。次節ホームでしっかり勝ち点3を取れるように頑張っていきたい」と最終節を見据えた。
●スポーツ報知
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