新潟、東京Vに敗れてJ2優勝は決められず…翌日の2位・横浜FCの結果次第に
明治安田生命J2リーグは15日に第41節が行われ、東京ヴェルディとアルビレックス新潟が対戦した。
前節の勝利で勝ち点81に到達、6年ぶりにJ1昇格を決めた新潟。大きな目標を達成した中、今節で勝利すればJ2優勝が決まる状況で東京Vのホームに乗り込んだ。
序盤からボールを繋ぐ新潟だが、東京Vの鋭い攻撃に手を焼き7分にはバスケス・バイロンのシュートが枠に飛ぶなどピンチを迎える。徐々にポゼッション率を高めていくが、東京Vの固い守備を前に効果的なチャンスを作ることに苦戦。さらに終盤には立て続けにピンチを迎えたが、GK小島亨介のファインセーブで失点を免れ、前半はスコアレスで折り返す。
後半立ち上がりは積極的に前へ出て押し込む新潟は、54分に三戸舜介の仕掛けからのクロスに藤原奏哉が飛び込んでヘッドで合わせたが、GKマテウスのビッグセーブに阻まれる。ゴールに迫る良い時間を迎えていたが、58分に痛恨の失点。CKからの混戦でクリアしきれずにいると、最後は染野唯月に押し込まれた。
リードされた新潟は、65分に速攻からDFラインの裏に飛び出した小見洋太が決定機を迎えたが、フリーで放ったシュートは枠の上へ。その後もシュートまでは持ち込むものの、相手GKを脅かすまでは至らないシーンが続く。結局最後まで集中する東京Vの守備陣を崩せず、0-1で敗れている。
勝利を逃したため、この試合でのJ2制覇は決められなかった新潟。それでも、翌日に試合を控える2位の横浜FC(勝ち点77)がツエーゲン金沢に敗れた場合、優勝が決定する。一方の東京Vは、5連勝を達成した。
●GOAL
コメント