《J2アルビ》歓喜と涙の一日に…J2降格から5年 悲願のJ1昇格決定!
サッカー明治安田生命J2リーグアルビレックス新潟が悲願のJ1昇格を決めました!10月8日、6位のベガルタ仙台と対戦したアルビ。攻撃の口火を切ったのは「強い覚悟で新潟に来た」と語っていた伊藤涼太郎選手でした。
決戦の日を迎えたデンカビッグスワンスタジアム。引き分け以上で6年ぶりの昇格が決まるとあって、この日の観戦チケットは試合4日前には完売!来場者数は、なんと3万3000人とJ1時代の2017年以来5年ぶりに3万人を超えました。
【サポーター】
「待ちに待った日なので魂込めて応援したい」
「絶対に勝って決めるしかない」
「勝って昇格するぞ!おー!」
そんなサポーターの願いは引き分けではなく、勝って昇格を決めること…
【桶屋美圭アナウンサー】
「座席は一番上まで埋まりスタジアムはオレンジ色に染まっています。きょうの大一番、サポーターは5年間の思いを拍手、そして声に乗せて精一杯エールを送ります」
満員のスタジアムに仙台を迎えたアルビは序盤から小見・三戸の若手コンビを中心に果敢にシュートを放ちます。しかし、なかなか先制点を奪えず決着は後半戦に。
両者1点が遠い中均衡を破ったのは、強い覚悟でアルビに加入した伊藤涼太郎でした。
後半19分に小見がライン際で粘ると…渡邊のスローインから伊藤・島田とつなぎ最後は再び伊藤!伊藤の技ありゴールでついに試合を動かします!
その後、キャプテン堀米など3枚の交代カードを切り追加点を狙うアルビ。すると32分でした。三戸のヒールパスを島田が折り返し、ゴール前で待っていたのはまたしても伊藤!ダイレクトでゴールへ突き刺し追加点を奪います。
2点をリードしても攻撃の手を緩めることはありません!試合終了間際にゲデス・星を投入するとその3分後でした。星がカウンターのチャンスを作るとゲデス・秋山とつなぎ最後はスペースに走り込んだ松田から再びゲデス!
途中出場の選手たちによる華麗なパスワークからダメ押しの3点目! そ
して祈るように試合終了のホイッスルを待つサポーター…アルビは3ー0で完封勝利。この瞬間、6年ぶりのJ1昇格が決まりました!
【松橋力蔵監督】
「本当にいい出会いができたなと。サポーターの方々、ご支援頂いている皆さんに感謝の気持ちでいっぱい」
【伊藤涼太郎選手】
「すごく気持ちよかったですし、本当にプロサッカー選手やっていてよかったなと思える瞬間というのがこのビッグスワンでできたというのが本当にうれしい」
2017年の降格決定から5年・・・J1復帰を目指し走り続けた日々がようやく実を結びました。
【堀米悠斗キャプテン】
「本当に一瞬で色んな事が頭をかけ回って、本当に感慨深いものがありましたけど。皆が思っているほど苦しいだけじゃなかった楽しいことも一杯あったし、J1昇格を目指しながら志半ばでこのチームをさらなければいけなかった選手もいるそういう選手たちにいい報告をできたことは嬉しく思う」
試合後には松橋監督も交えた勝利パフォーマンスが行われ、スタジアムは笑顔と涙に包まれました。
【千葉和彦選手】
「本当にサポーターの3万を超えるサポーターが勝たせてくれた勝利だと思う」
【高木善朗選手】 「この5年間の色んな思いが込みあげてきてやってきた良かったなという気持ちと仲間の顔を見たらこの仲間とサッカー出来て良かったと思いました。」
選手・監督・スタッフそしてサポーターが一体となり掴んだ昇格。
【サポーター】
「涼太郎ナイスゴール!」 「もうほんと嬉しくて待ってたんで。1点が入ってからずっとこんな感じで…」 「良い監督・良い選手・フロントで、日本一のサポーター誇れます!」
しかし、アルビのゴールはここではありません。
【堀米悠斗キャプテン】
「ここで喜んで2試合勝てないようでは間違いなくJ1では通用しないので。J2優勝をまた目標に残り2試合全員で怪我なく最後まで走り抜きたい」
●NST新潟総合テレビ
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