アルビレックス新潟
新潟県民の皆さまの期待をすごく感じながら今日を迎えた。(昇格に)いろんな条件はありますけど、やっぱり勝って決めたいというのがみんなの中にもありましたので、今日の結果はすごくうれしく思います。
--J1昇格が決まった瞬間は。
一瞬でいろんなことが頭の中を駆け回って。本当に感慨深いものがありましたけど、リキさん(松橋 力蔵監督)に「まだ早いぞ」と言われているので。みんなでJ2優勝を目標に、残り2試合、全員でケガなく、最後まで走り抜きたいと思います。
--J2降格を経験しての、J1昇格。
皆さんが思っているほど、苦しいだけじゃなかったし、楽しいこともいっぱいあった。J1昇格を目指しながら、志半ばでこのチームを去らなければならなかった選手たちに良い報告をできて、うれしく思います。
--応援されるチームになったのでは。
あの大歓声の中、プレーできるのはサッカー選手として幸せだし、新潟にはポテンシャルがあるとあらためて分かった。引き続きこういう応援をしてもらえるような、皆さまの誇りになるようなチームを目指す。まだまだ成長できる点はあるので、そこを追求することを引き続きやっていきたい。
昇格が懸かった試合で、勝って決めようと思っていましたし、自分のゴールで勝ちたいと強く思っていたので、まずは点を決められて本当に幸せです。
--2得点について。
1点目に関しては、自分がスローインからボールを受けたときに相手のプレッシャーを感じず、バイタルエリアが空いているなと思った。ユズくん(島田 譲)に出して、もう1回自分がもらってシュートというイメージをしたんですけど、そのとおりに落としてくれたので、流し込むだけだった。パスが良かった。2点目はマイナスで待っていたんですけど、来たときに、とりあえず枠に入れようと思っていました。ゴール前にDFが1人いて、枠に行けば相手のGKは見えないだろうなと思ったので、枠に入れることに全集中しました。
--サポーターの歓声は。
歓声はすごく気持ちよかったですし、プロサッカー選手をやっていて良かったなと思う瞬間が、ホームのデンカビッグスワンスタジアムで感じられたのがすごくうれしかったです。新潟のことが大好きになりましたし、まだまだ、もっと愛される選手にならなければいけない。そのためにも、今日は昇格を決めて喜んでもいいですけど、明日からは切り替えていきたい。
ベガルタ仙台
相手にパスを回させるイメージがあった中で縦パスを狙おうとして、それがうまくいったところはありましたが、メンタル的にはボールを回されているという状態で苦しいところが続いていました。自分自身としては回させているという感じで開き直っていましたが、持たれて苦しいところもあったと思います。相手の完成度が高かった感覚です。
--他会場の結果により、J1参入プレーオフ圏内から落ちたことについて。
この短期間で一人ひとりが成長しないとどん底の状況。練習から意識を変えていきたいと思っています。
前半の最後までは縦パスも入るところがなかったので、チームとしての戦い方はできていたと思いますが、攻撃のビルドアップをするところで、縦だけでボールを受けてしまいました。受け手も背中が見えていない状態だったので、違うところから斜めに入れることや、そういうところで受ける姿勢がもっと全員に必要でした。縦、縦だと狙われやすくなるので、斜めに入れてはがせるようにならないといけません。攻撃ではサイドからのクロスを考えていたので、そこまでもっともっていかなければいけなかった。
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