J2アルビレックス新潟が公開練習　J1昇格を掛けた大一番に「言葉は必要ない。1戦1戦を皆でしっかり」

10月8日に大一番を迎える、明治安田生命サッカーJ2リーグ・アルビレックス新潟。選手たちは、“いつも通り”を意識して調整を進めています。現在リーグ首位に立つアルビは、次節に引き分け以上で悲願のJ1昇格が決まります。

オフ明けの4日、報道陣に練習が公開され、アルビの選手たちは時折笑顔をみせながらリラックスした表情でボールを追っていました。

ここまでに68得点と、リーグトップの攻撃力を誇るアルビ。
昇格に王手を掛けて臨んだ前節は、前半に先制を許す苦しい展開から、終盤にFW谷口選手のゴールで追いつき執念のドロー。昇格の二文字が近づくにつれて、一味違ったプレッシャーがかかっています。

【アルビレックス新潟　松橋力蔵監督】
「昇格が近づいてくれば近づいてくるほど、そこは意識してしまうのは当然だと思います。結局は我々がそこをどう乗り越えていくかということについては、この日常を大事にこなしていくしかないと思うので、『1日1日を大事に準備していく』ということが本当に大事かなと」

1戦1戦、1日1日を大切に。これは選手にも共通しています。

【FW　谷口海斗選手】「1戦1戦、周りから色々な刺激というかもあるので、そういうものも、あまり見すぎず、自分たちが目の前の試合にどう向き合えるかだと思います」

【アルビレックス新潟　松橋監督】
「言葉は必要ないと思っています。今週の1週間もこの前と同じように何も変えることなく、1戦1戦をみんなでしっかりしていきたいなと思います」

注目の『アルビレックス新潟 対 ベガルタ仙台戦』は、8日の土曜日・午後2時キックオフです。 4日にクラブ側は前売りチケットが完売し、当日券販売も行わないと発表しました。 当日スタジアムには3万人以上のサポーターの入場を見込んでいるということで、オレンジ色に染まった『ビッグスワン』が選手を後押ししそうです。