〈J2アルビ〉谷口海斗のゴールで首位守る! アウェー山形戦に5000人超のサポーター【新潟】
サッカー明治安田生命J2リーグ・アルビレックス新潟は10月1日、アウェーで山形と対戦。J1昇格のかかる大一番とあって、注目度の高い一戦となりました。
悲願のJ1昇格へ期待が高まる中、迎えたアウェー山形戦。
【桶屋美圭アナウンサー】
「スタジアム入り口からずらっとアルビサポーター、オレンジの長い列ができています」
選手たちを応援しようと、新潟からなんと5000人以上が山形まで駆けつけました。
【サポーター】
Q.J1昇格のためにも非常に重要な一戦
「絶対、勝ってもらいたい。勝つんです!きょうは」
「勝つしか考えていない」
「絶対勝つという気持ちで来た」
勝ち点3を掴むため、サポーターも闘志をみなぎらせます。
【桶屋美圭アナウンサー】
「スタンドはオレンジで埋め尽くされ、ホームさながらの雰囲気。声を出しての応援はできませんが、拍手に思いを込めて選手を後押しします」
その思いを受け、ピッチに立った選手たち。しかし、前半は高い位置からプレスをかけてくる山形を相手にボールを握れず、攻撃の形をつくることができません。
前半32分のピンチの場面はGK小島・堀米が体を張って失点を阻止しますが、その2分後、ゴール前の混戦から山形・ディサロに押し込まれ先制を許してしまいます。
ここまでリーグトップの得点数を誇ってきたアルビが前半に放ったシュートは0。
【谷口海斗 選手】
「少し守備的というか、後ろに重たい感じがあったので、自分が入った時にはもっと迫力を持てるようにと」
この状況を打開するため、後半からFWの谷口と小見を投入。前線の動きが活性化され、中盤で伊藤がボールを持てる機会が増えていきます。
後半6分にはその伊藤がこの位置から強烈なミドルシュート。さらにその10分後にも右足を振り抜くなど果敢にゴールを狙います。
攻勢を強めるアルビに待望の瞬間が訪れたのは試合終盤の後半40分。堀米のラストパスを谷口が反転しながら押し込みネットを揺らします。
【桶屋美圭アナウンサー】
「谷口選手が2試合ぶりのゴールをこじ開けました。この谷口選手の同点ゴールにサポーターも沸き上がっています」
日差しが照りつける中、最後まで走り続け、結果は1-1。
【桶屋美圭アナウンサー】
「1点ビハインドの状態から谷口海斗選手の同点ゴールで貴重な勝ち点1を新潟に持って帰ることとなりました」
【谷口海斗 選手】
「また1週間、次の試合に向けて、練習から細部にこだわってやっていきたい」
アルビは勝ち点78となり、単独首位を守っています。2位・横浜FCとの勝ち点差は1に縮まりましたが、3位・岡山が2日金沢に敗れたため勝ち点差は9。次節、アルビが引き分け以上であれば2位以内が確定し、その時点でアルビのJ1昇格が決まります。 次節は10月8日(土)、ホームで仙台と対戦します。
●NST新潟総合テレビ
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