〈J2アルビ〉今季初づくしで次節にも昇格へ! 高木の思い背負い4連勝「1試合1試合に全てをかける」
サッカー明治安田生命J2リーグ・アルビレックス新潟は9月25日、大宮アルディージャと対戦しました。
悲願のJ1昇格に向け終盤戦を戦うアルビですが、前節、負傷した高木善朗選手が右膝前十字靱帯損傷と発表。高木選手は自身のSNSで「ここまで新潟のために戦った自分を誇りに思います。残り試合はみんなに任せてサポートします」とコメントしています。
現在チームトップの9得点と、今のアルビの躍進を支えてきた高木選手。そんな高木選手の戦線離脱を受け、スタジアムに来場した2万人を超えるサポーターが背番号「33」が書かれた紙を掲げ、エールを送りました。
高木選手の分まで昇格を託され、闘志を燃やす選手たち。3連勝中と勢いに乗るアルビはこの試合も序盤から果敢に攻め込みます。
しかし、なかなか得点を奪えず、0-0で迎えた後半は逆に攻め込まれる時間帯も…
それでも守護神・小島が奮闘し、ピンチをしのいだアルビは後半22分、ケガから復帰を果たしたイッペイシノヅカと鈴木、そして秋山の3人を一気に投入します。
すると、その5分後、伊藤が鈴木へ縦パスを送ると、鮮やかなパス交換からゴールに流し込んだのは秋山。秋山のアルビ初ゴールで先制し、監督の起用に応えます。
【アルビ初ゴール 秋山裕紀 選手】
「絶対にゴールを決めたいという気持ちがあった。その気持ちがあそこに入るきっかけになったし、いい形でゴールができて本当にうれしい」
その後も最後まで集中してリードを守り切ったアルビが1-0で完封勝利し、今シーズン初の4連勝!高木選手へ向けたパフォーマンスも行われ、スタジアムは歓喜に包まれました。
【7試合ぶりに復帰 鈴木孝司 選手】
「1試合1試合に全てをかける。これからも次の相手が最強の相手だと思って、もうやりたくないと思うくらい圧倒して勝ちたい」
アルビは勝ち点77で首位をキープ。今節の結果を受けて、残り4試合でJ1自動昇格が可能なのは熊本までの4チームとなりました。
次節、仮にアルビが勝利し、3位の岡山が引き分け、または敗れた場合、それを持ってアルビの昇格が決まります。
次節は10月1日(土)、アウェーでモンテディオ山形と対戦します。
●NST新潟総合テレビ
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