新潟

--得点場面について。
絶対に決めたい気持ちがあった。目の前にボールがこぼれてきた記憶しかない。チャンスだと思ったので、ゴール前にとにかく走った。「こぼれてこい」というタイミングでボールが来たので、あとは押し込むだけだった。
--得点した気持ちは。
やっと新潟4年目でビッグスワンで初ゴールを決められて、本当にうれしかったです。やっと決まったなという感じです。
--今季、序盤は出番がなかったが、どんな気持ちで過ごしてここまで来たか。
今年1年は何があっても新潟のためにと、ブレずにやって試合に臨んできました。とにかく新潟が早くJ1に復帰するために自分が1つのピースになる。悔しい気持ちももちろんありましたけど、J1昇格のために自分にできることは何かを常に問いかけ続けた結果が、こういうゴールにつながったと思います。

--アシストについて。
(伊藤)涼太郎から良いクサビが入って、自分がプレー選択したというよりは良いタイミングでみとちゃん(三戸 舜介)が中にもぐりこんできてくれたので、そこにズラさず丁寧に出すことを意識しただけ。みとちゃんも僕が落としたボールに対して、ゴメス(堀米 悠斗)が見えていたというのと、ゴメスが僕にやさしく出してくれた。僕がもう少し反応が早ければシュートを打てたかなと思いますが、相手も来ていましたし、つぶれたところにボランチの(秋山)裕紀があそこまで来ているのがすごいなというか、ゴールを狙っていたのがすごい良かったなと思います。
--交代投入で意識したことは。
中でやるのと外で見ているのはだいぶ違う。だいたいこうかなと思いながらプレーしましたけど、ピッチに立ってみたら、けっこう中に縦パスをつけられるなと思ったし、走ると相手のCBがついてきてくれるので、そのスペースをうまく周りが使えるなと、なんとなくやりながら感じられた。残り20分くらいだけど、チャンスはあるかなと思っていました。
大宮アルディージャ大宮

--我慢強く戦えていたと思うが?
チームとして我慢する時間帯が絶対にあると分かっていた。その我慢する時間と奪ってから自分たちがアクションを起こす時間のメリハリをつけてやっていこうと、今日の試合に限らずここ最近は全員が意識してできている。なので、この展開は想定内でありました。
--失点シーンは唯一、中央を破られてしまったが?
映像をしっかりと見れていないので分からない部分もありますけど、ピッチ上で感じていたのは、まず自分が最初のプレッシャーの際に間が空いた感じになってしまったのと、その後、縦パスに対しても遅れてチャレンジする形になってしまった。こぼれたボールに対しても動き続けていたのは新潟の選手だけだったと思う。そういう少しずつのズレが失点につながってしまったと思います。
--残り5試合に向けては?
どんな試合でもいまの僕たちには勝点を積む作業が必要。声出し応援もあって、これだけ多くのサポーターに後押ししてもらえている中でどんな試合でも勝点を持ち帰らないといけないと思います。

前半は相手に持たれてしまっていたけど、ピッチの中では割り切って0-0で終わろうと話せていたので、前線の選手は回されていてキツさはあったと思うけど、チーム全体としては意識を共有できていた。その中、後半はチャンスを作れていたのに決め切れず、相手の1つのチャンスでやられてしまった。本当に勝ちたかった試合でしたね。
--内容は悲観する必要がないと感じたが?
切り替えを速くしたり、前線の選手の飛び出しだったりと攻撃のアクションは多く出せていたし、セットプレーからチャンスは作れていたので自分たちの形はある程度出せていたと思う。だからこそ、最低でも引き分けで終わりたかったゲームですね。
--残り5試合に向けては?
今日は勝点を持って帰れず、結果は欲しかったけど内容は悪くなかった。次の群馬戦は順位も近くてすごく大事な試合になる。そこで勝点3を取ることを意識して準備していきたいです。
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