【新潟】4連勝ならず 身長155cm中川のヘッドでまさかの失点 警戒していた形にやられた

日刊スポーツ
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【新潟】4連勝ならず 身長155cm中川のヘッドでまさかの失点 警戒していた形にやられた

<明治安田生命J2:新潟0-1大分>◇第34節◇3日◇デンカS

2位アルビレックス新潟大分トリニータに0-1で敗れ、今季初の4連勝を逃した。序盤は自陣でのボールロストが続き、ピンチの連続。攻守で波に乗れずにいると、前半19分に右クロスから先制となる決勝点を献上した。0-2で敗れた6月26日のアウェー横浜FC戦以降、10試合連続で得点していた攻撃陣も、大分の堅い守備を崩せずに無得点に終わった。首位横浜FCは山口と引き分け、1差で追っていた首位との勝ち点差は2になった。

新潟は後半にギアを上げて反撃に出たが、ゴールが遠かった。0-1のハーフタイム。松橋力蔵監督(54)は「攻撃の優先順位は常に前。何度も動き直し、顔を出して技術で跳ね返していくこと。守備は動きを合わせてもっと激しく」と指示を与え、選手を送り出した。だが試合をひっくり返すことは出来なかった。

序盤に痛い1発を食らった。試合前日の2日、松橋監督は大分のクロスを生かした攻撃に対し「4バック、ボランチを含めた立ち位置の共有を準備して来た」と話していた。ただ前半19分に与えた失点は、まさにその警戒していた形。右サイドを簡単に突破されると、この日ピッチに立った選手の中で一番身長が低い155センチの中川のマークを外し、ゴール中央からヘディングでネットを揺らされた。

攻撃陣もこの日は不発。統率の取れた相手守備に手を焼き、ゴール前への進入を阻まれる。後半18分、MF秋山、MF松田、FW小見を投入して打開を図る。同32分、松田の右クロスからMF高木が決定機を迎えたが、ヘディングシュートはうまくヒットせず、大きく枠を外れた。6月26日横浜FC戦以来、11戦ぶりの無得点に終わった。

今季初の4連勝は逃し、勝ち点の上積みができなかったが、順位はJ1自動昇格圏内の2位はキープ。サポーターの声だし応援が解禁される次節、ホームでの琉球戦で出直しの勝利をつかみにいく。【小林忠

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