【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第33節

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試合を決めたPKの成否。新潟が3試合連続の完封勝利

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圧倒的にボールを保持する新潟に対し、ミドルブロックで構えた岩手。ただ、新潟のゴールキック時には前からハメる陣形をとり、ショートカウンターから活路を見いだす狙いをうかがわせた。

それでも新潟は岩手の守備網をかいくぐり、チャンスを構築。少ないタッチ数のパスワーク、流動的なポジショニングでギャップをつくる。こういった展開で再三ミドルレンジからのシュートを放ち岩手ゴールを脅かす。10分には堀米 悠斗があわやゴールという強烈なミドルを放ち、12分には伊藤 涼太郎が枠内に飛ばしたもののGK野澤 大志ブランドンがなんとかセーブし、岩手は事なきを得た。防戦一方の岩手のチャンスは38分。深川 大輔が得意の位置からのFKを直接狙ったが無情にもポストにはじかれた。

スコアレスで迎えた後半だが、立ち上がりのワンプレーが試合展開を大きく動かす。岩手は48分、カウンターから奥山 洋平が抜け出すとPKを獲得。しかし、モレラトのシュートはGK小島 亨介がキャッチ。すると直後のプレーで伊藤がゴール右スミにコントロールされた見事なシュートを突き刺し、新潟が先制に成功した。さらに61分、岩手のCKからロングカウンターを発動させると、最後は高木 善朗が決めて2点目。前がかりになる岩手に対し、的確にスペースを突いて攻撃を仕掛けた新潟は追加点こそ奪えなかったものの、クリーンシートでの3連勝を達成した。一方、上位相手の劣勢な試合展開で千載一遇の好機を逃した岩手は大きな代償を払う形に。4連敗で降格圏脱出はならなかった。

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