【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第29節

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エジガル・ジュニオが5戦連発も、逆転とはならず。2-2のドローに

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立ち上がりから新潟がボールを握り、長崎が構える展開。新潟が押し込む時間が続いたが、先制は長崎だった。14分、ゴール近くで混戦が生じると、エジガル ジュニオが回収。鮮やかなタッチで相手をかわし左足を振り抜くと、ゴールに収まった。エースの5戦連発となる得点で、長崎が先制する。

先制を許したが、新潟がボールを保持し、押し込む展開は変わらず。31分には左サイドのスペースを突くと、最後は高木 善朗が決定機を迎える。しかし、これは長崎守備陣が体を投げ出し、阻止する。

新潟が攻め続けると、前半終了間際に追いつく。サイドチェンジから松田 詠太郎が幅を取り、インナーラップしてきた藤原 奏哉にパス。藤原がペナルティーエリア内で右足を振ると、これが同点ゴールとなった。

後半に入っても流れは変わらず、新潟が逆転に成功する。51分、右サイドのスペースを松田が突くと、ゴール前にパス。これを伊藤 涼太郎がダイレクトで叩くと、フリーの鈴木 孝司が押し込んだ。

逆転を許した長崎だが、すぐに追いつく。ペナルティーエリア内で澤田 崇が倒され、PKを獲得。これをエジガル ジュニオがしっかりと沈めて、59分、試合を振り出しに戻す。

73分、加藤 大のワンタッチでの浮き球パスを加藤 聖がペナルティーエリア内で受け、右足でのシュートに持ち込むが、これは枠の外へ。新潟も持ち味の細かいパス回しからゴールを目指すも、ファイナルサードでの精度に欠け、決定機と呼べるような形を作れない時間が続く。

ともに最後まで次の1点を目指し攻め合ったが、3点目はどちらにも生まれず、ドローに。3連勝を目指した長崎だったが、あと一歩及ばなかった。

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