J2新潟のMF本間至恩が“ヨーロッパのクラブ”に完全移籍!「自信を持って、世界に挑戦してきます」
J2アルビレックス新潟は7月8日、MF本間至恩が欧州のクラブへの完全移籍でクラブ間の基本合意に達したことを発表した。近く渡欧し、メディカルチェックなどを経て正式契約を結ぶ。
本間は新潟ユース出身の21歳。2017年に2種登録されルヴァンカップに出場すると、18年にリーグ戦デビュー。2020年からは背番号10を背負ってきた。J2通算で123試合21得点、今季は22試合に出場して5得点を挙げている。
初の海外挑戦に当たり、本間は新潟の公式サイトで以下のコメントを発表した。
「このたび、欧州のクラブへの移籍に挑戦するため、アルビレックス新潟を離れる決断をしました。幼い頃からアルビレックス新潟に関わり、U-15からオレンジ色のユニフォームに袖を通して9年半の間、自分を成長させてくれたクラブに心から感謝しています。また、常に温かい応援をしてくれるサポーターをはじめ、大きな期待を寄せてくださっている地域の皆さん、新潟に関わるすべての皆さんにも感謝を伝えたいです。
J1昇格争いの中でチームを離れることへの申し訳なさや辛い気持ちもありますが、自分自身のサッカー人生において、少しでも上に行くための挑戦を選択しました。自分のような小さな体でも世界で戦えることを示したいですし、これまで支えてくださった方々へ恩返しができるように精一杯がんばってきます。
悔いが残るのは、4万人のビッグスワンでゴールを決めることや、サポーターの皆さんのチャントを聞けなかったことです。その夢やJ1昇格は、アルビレックス新潟で活躍する選手のみんなに託したいですし、絶対に叶えてくれると信じています。
そして、今アルビレックス新潟のアカデミーに所属している選手たちには、どんなカテゴリーに所属していても、関わってくれている方々や、応援してくれる方々のためにと日々努力を続ければ、自身の目標に近づいていくことも伝えたいです。
最後に、自分は新潟で身につけたすべてのことに自信を持って、世界に挑戦してきます。これからも応援していただけると嬉しいです。」
新潟の公式ツイッターには、「頑張ってこい!」「世界に“ 本間至恩”の名前を響かせて来てくださいっ!!」「至恩愛してる。頑張れ!」「応援してます 新潟の誇り!!」「絶対やれる!がんばれ!!」などのコメントが寄せられている。
21歳の若武者は、ベルギー王者クラブ・ブルージュへの移籍が取り沙汰されている。初の海外挑戦で、そのポテンシャルを発揮できるか。
●サッカーダイジェストWeb編集部
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