新潟10番の本間至恩、所属先が欧州クラブと完全移籍で基本合意! 「世界に挑戦」
アルビレックス新潟は8日、MF本間至恩(21)の欧州挑戦を発表した。
クラブ名こそ伏せられたままだが、新潟と欧州クラブは本間の完全移籍で基本合意。本間は同日に新潟の活動から離れて近く渡欧し、メディカルチェック等を経て、正式契約を結ぶ予定だという。
新潟県出身で、新潟のアカデミーで育った本間は高校2年生の2017年に2種登録され、クラブ史上最年少で公式戦デビュー。2019年に正式昇格を果たすと、2020年から背番号「10」に変更した。
日本でも才能が注目されてきたなか、2018年からJ2リーグを戦う新潟で力をつけ、このたび欧州に羽ばたくことが決まったドリブラーはクラブを通じて、感謝の意と欧州でのさらなる飛躍を誓った。
「このたび、欧州のクラブへの移籍に挑戦するため、アルビレックス新潟を離れる決断をしました。幼い頃からアルビレックス新潟に関わり、U-15からオレンジ色のユニフォームに袖を通して9年半の間、自分を成長させてくれたクラブに心から感謝しています」
「また、常に温かい応援をしてくれるサポーターをはじめ、大きな期待を寄せてくださっている地域の皆さん、新潟に関わるすべての皆さんにも感謝を伝えたいです」
「J1昇格争いの中でチームを離れることへの申し訳なさや辛い気持ちもありますが、自分自身のサッカー人生において、少しでも上に行くための挑戦を選択しました。自分のような小さな体でも世界で戦えることを示したいですし、これまで支えてくださった方々へ恩返しができるように精一杯がんばってきます」
「悔いが残るのは、4万人のビッグスワンでゴールを決めることや、サポーターの皆さんのチャントを聞けなかったことです。その夢やJ1昇格は、アルビレックス新潟で活躍する選手のみんなに託したいですし、絶対に叶えてくれると信じています」
「そして、今アルビレックス新潟のアカデミーに所属している選手たちには、どんなカテゴリーに所属していても、関わってくれている方々や、応援してくれる方々のためにと日々努力を続ければ、自身の目標に近づいていくことも伝えたいです」
「最後に、自分は新潟で身につけたすべてのことに自信を持って、世界に挑戦してきます。これからも応援していただけると嬉しいです」
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