【解析料理】新潟ホームで9連勝 カードの少なさは今季のチーム戦術が機能している証しか

日刊スポーツ
スポンサーリンク

【解析料理】新潟ホームで9連勝 カードの少なさは今季のチーム戦術が機能している証しか

<明治安田生命J2:新潟3-0山形>◇第18節◇25日◇デンカビッグスワンスタジアム

J2アルビレックス新潟がフェアプレーで快進撃を続けている。29日にホームでモンテディオ山形に3-0と快勝し、3試合連続の3-0勝利。ホームでは9連勝となり、J1だった13年7~12月のクラブ記録に並んだ。J1とJ2の違いはあるが、9年前のホーム9連勝時のデータと比較すると、今季のクリーンな戦いが際立つことになる。

13年は柳下正明監督の下、鋭いカウンターを武器に7位と大躍進。MFレオ・シルバを中心に球際で戦い、ゴール前ではFW川又堅碁が奮闘した。ただ、そのアグレッシブなプレースタイルゆえか、勢い余ってカードを受けることも多く、連勝期間中の警告は19枚(退場1)を数えた。

一方、松橋監督率いる今季のチームはホームでの連勝期間中の警告は6枚だけ。カードの少なさは今季のチーム戦術が機能している証しか。マイボールの時間を増やすことで守備の機会を減らし、ボールを失ったとしても即時奪回。チームとして連動して奪いに行くから、ファウルも最小限に抑えられている。

さらに警告を受ける回数が少なければ出場停止にもならない。選手層が厚みを増す中で、その時々でベストメンバーを組みやすい。アウェー戦を含めた3試合連続3得点以上での無失点勝利はクラブ史上初。この勢いは止まりそうにない。【石川秀和】

●日刊スポーツ

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました