【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第16節

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未勝利街道脱出。町田が果たした首位撃破

8試合勝利がない町田と8戦負けなしの新潟。対照的な両チームが激突した一戦は、アウェイの新潟がファーストチャンスをつかむ。18分、GK小島 亨介の縦パスから前進を図り、堀米 悠斗のクロスに星 雄次が左足で合わせるダイレクトシュート。しかし、この場面を町田のGKポープ ウィリアムのファインセーブに阻まれると、試合の潮目が変わった。大ピンチをしのいだ町田は29分、35メートル級の直接FKを山口 一真がゴールにブチ込んで先制。この1点が勝てていないホームチームに勇気を与えた。

先制点奪取でリズムをつかんだ町田は、後半立ち上がりの49分にも追加点。左サイドでボールを受けた太田 修介がカットインから強烈なシュートを放つと、小島がはじいたボールを鄭 大世が押し込んだ。

2点を追いかける展開となった新潟は反撃のギアを上げたが、58分のイッペイ シノヅカによるシュートはゴールの枠を外れて反撃の1点が奪えない。なかなか戦況を変えられなかった新潟は75分、3枚代えを実行。前線の選手を鈴木 孝司、アレクサンドレ ゲデスに代えて反撃に出ると、90+4分に鈴木がPKで1点を返す。しかし、反撃はここまで。試合は町田が2-1で制した。

「自分らしいゴールだった」と試合後に振り返った山口らの得点で競り勝った町田は、ようやく未勝利街道を脱出。一方の敗れた新潟は準備期間に複数人の新型コロナウイルス感染症の陽性判定者が出た影響か、全体的に攻撃のボリューム感を出せず。町田が6位に浮上した一方で、新潟は首位から陥落。3位に順位を落とした。

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