【プレビュー】首位追走へ。7戦負けなしの2位・新潟が6位・東京Vを迎え撃つ|Jリーグ
首位を追走する両チームがデンカビッグスワンスタジアムで対戦する。
ホームのアルビレックス新潟は、第8節からここ7試合負けなし。5勝2分とハイペースで勝点を重ねている。試合内容を見ても、手堅くポイントをつかんでいる印象。3点以上を奪って勝った試合はないものの複数失点は一度もなく、安定感あるゲーム運びが目に付く。
得点者も様々でエースの谷口海斗や司令塔の高木善朗だけでなく、前節・ツエーゲン金沢戦では伊藤涼太郎、第12節・いわてグルージャ盛岡戦では三戸舜介と松田詠太郎がゴールを決めるなど、試合毎にヒーローが出現。アタッカー陣の好調ぶりと充実ぶりが光っている。
気が付けば、今季初めて自動昇格圏内に浮上し、首位・横浜FCとの勝点差も『3』。今節の結果次第では首位奪取もあり得る。6連勝中のホーム・ビックスワンで勝点3を積み上げ、ライバルチームにプレッシャーをかけたい。
一方の東京ヴェルディは前節・ベガルタ仙台戦で6試合ぶりの勝利を飾り、プレーオフ圏内に再浮上することに成功。3連勝中で2位につけていた相手に開始早々に先制すると、前半のうちに追い付かれるが後半に2得点を奪い3-1で下した。
堀孝史監督の戦列復帰も大きかったようでチームに躍動感が戻ったことは確か。チーム得点王の佐藤凌我に加え、攻撃の軸として期待される森田晃樹とバスケス・バイロンもゴールを決め、チームに勢いが生まれていることも間違いないだろう。
今節は2位・新潟の敵地に乗り込んでのゲーム。勝てば一気に1ポイント差に詰め寄ることができ、再び自動昇格圏内も見えてくる。攻撃的姿勢を貫きながらもハードワークを怠らず、昨季7失点を喫して敗れた屈辱を晴らしたい。
攻撃的なカラーを持つ両チームの対戦。エキサイティングな90分が期待できそうだ。
●DAZN
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