【解析料理】新潟、競争意識高めた松橋監督の選手起用

日刊スポーツ
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【解析料理】新潟、競争意識高めた松橋監督の選手起用

<明治安田生命J2:新潟2-0岩手>◇第12節◇27日◇デンカS

選手の競争意識がさらに刺激されそうな勝ち点3となった。J2アルビレックス新潟は27日、ホームで岩手を2-0で下し、ホーム5連勝で3位に浮上した。前半終了間際にMF松田が移籍後初得点を決めると、その代わりに途中出場したMF三戸が後半43分に今季初ゴールを挙げた。これで今季の得点者は10人。誰がピッチに立っても遜色ないことを示した。

3試合ぶりの先発で結果を残した松田は「チーム内の競争が激しいので結果を出さないと次はないという覚悟で臨んだ」。松橋監督の選手起用策が競争意識を高め、適度に休みを挟むことで過密日程の中でもコンディションを維持。ここまで全12試合に先発はGK小島だけと、2試合連続で同じ先発だったことはない。

同じくホーム5連勝を飾った昨季同時期は6人が開幕から12試合連続で先発していた。前任のアルベルト監督はスタメンを固定する傾向にあったが、今季就任の松橋監督は同じスタイルを志向しながらも調子のいい選手を積極起用。第12節時点の先発選手は昨季の16人から21人に増えている。

そんな中、気掛かりなのは最近8試合にフル稼働を続けるMF島田と高のダブルボランチの選手層。今後は岩手戦でベンチ入りしていた21歳のMF秋山らの台頭も期待される。【石川秀和】

●日刊スポーツ

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