【Jリーグ公式監督コメント】明治安田生命Ｊ２リーグ　第12節

新潟

[ 松橋 力蔵監督 ]
平日のナイターにもかかわらず、寒い中7,000名を超える方が観戦に足を運んでいただき感謝しています。その皆さんの前で勝利できたことを非常にうれしく思っています。

試合に関しては、前半、非常に苦しみ、相手の前への圧力をなかなか自分たちが外すことができなかった。ただ、松田 詠太郎の１点は狙いを持った得点。自分たちが試合前にトレーニングした中での狙いがそのまま出たと思っています。ただ、その意味では前半の早い段階でも、（狙いが）出てもおかしくないシーンはあったんですが、なかなかそこに気づいていなかったのか、そこを後半修正しました。

後半、そこの外し方ができなければ、相手のラインをどう下げるかで、ダイナミックな展開からセカンド。そこもうまくいかない中、最後はオープンな中で２点目が取れた。すべてが自分たちの戦い方ではなかったかもしれませんが、最終的に勝利を手繰り寄せることができたのは良かったです。

岩手

[ 秋田 豊監督 ]
今日も岩手からたくさんのサポーターに来ていただいて、ありがとうございました。

今日のプランとしては、プレッシングをどう掛け続けられるかを課題としてやっていた。そういう意味では良いプレッシングが掛かって、奪ってからの攻撃、ロストも少なくリズムを作れた。新潟さんのポゼッションがうまい中、良いプレスを掛けたことによって相手のリズムを崩したり、こちらのチャンスができる回数も非常に多くて良かった。ただ、一瞬のスキ。前半の終わりもそうですし、後半の２点目は、まあ致し方ない部分もある。その中でしっかり決め切るところは、まだまだこれからやっていかないとと思います。

－－宮市 剛選手が８試合ぶり出場、石井 圭太選手が今季初スタメン。お２人の評価を。
非常に良かったと多います。ウチの課題である中盤の守備は、石井が相手のボールを狩るところ、ボールがないときにこぼれ球を拾う能力を存分に発揮してくれた。彼がいたからこそ、相手を苦しめられた。宮市 剛も高さとスピード、決定的チャンスも作っていますし、良い出来だった。こういう良いときに勝てないのは、ちょっと流れが悪いのかなと思いますが、なんとかみんなの力で乗り越えていきたいと思います。