【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第11節

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新潟の逆転勝利。リーグ戦4戦負けなし

5連戦の初戦となった今節、新潟はデンカビッグスワンスタジアムに長崎を迎えた。

新潟は前節からスタメン4名を変更。三戸 舜介は今季初先発。「4-2-3-1」の右サイドハーフで、アカデミー福島の1学年先輩である加藤 聖とマッチアップする形になった。長崎は前節と同じスターティングメンバーでスタートした。

序盤からボールを握ったのは新潟。規律正しい「4-4-2」のブロックを敷いて守る長崎に対し、「長短のパスをうまく使いながら相手の組織を揺さぶって、最後のゾーンに入っていきたい」(松橋 力蔵監督)という狙いどおり、ボールを左右に動かしながら縦パスでスイッチを入れるが、長崎の堅い守備を破ることはできない。

0-0で迎えた後半、先にスコアを動かしたのはアウェイの長崎。68分、サイドチェンジのパスを受けた奥井 諒がクリスティアーノへ渡すと、右サイドからのクロスにエジガル ジュニオが飛び込み、DFに競り勝ってヘディングで決めることに成功する。

しかしその5分後、ホームの新潟がすぐに追いつく。島田 譲の右CKに、藤原 奏哉がヘディングで合わせてうれしい移籍後初ゴールとなった。

さらに76分には、交代投入直後の本間 至恩が躍動。谷口 海斗が前線で相手からボールを奪うと、高木 善朗を経由して受けた本間がドリブルを開始。「入ったばかりだったので、思い切って縦に仕掛けた」とペナルティーエリアに切り込むと、前節に続いて利き足と逆の左足で折り返し、高木 善朗の逆転ゴールをアシストした。

その後も主導権を握り、長崎のカウンターもケアしきった新潟は、勝ち越しに成功。これでリーグ戦は4戦負けなし。ホームでは4連勝を挙げ、長崎との勝点差を「2」から「5」に突き放すことに成功した。一方の長崎は、5試合ぶりの敗戦となった。

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