J2アルビレックス新潟は6日、新潟県聖籠町の専用練習場でオフ明けのトレーニングを公開した。第6節群馬戦でゴール、前節熊本戦で決勝点のアシストをマークしたDF田上が「結果を出すと自信になる」と言い、先発奪取へ意欲を示している。

昨季からセンターバック(CB)でコンビを組む舞行龍、千葉の両DFに割って入り、ここまで2試合に先発。対人の強さを武器にした守備だけでなく、元FWという特長を生かした攻撃で勝利に貢献した。出番に恵まれなかった柏時代から「一回の練習でどれだけアピールできるかを意識している」。普段の惜しみない努力が結果につながったことで、チームメートにも好影響を与えている。

ピッチ外では、ひとり親世帯や児童養護施設への継続的な支援を企画。具体策の実施へ動き始め、「誰かのためにプレーするのはモチベーションが上がるし、責任も出てくる」と気を引き締める。

CBは安定感が求められるポジション。「(結果が出た)2試合では、たまたまということもある。このパフォーマンスをシーズン通してできるようにしたい」と語った。