【解析料理】新潟シュート24本枠内率も大幅上昇 V弾鈴木孝司「丁寧に」 得点力不足解消兆し

日刊スポーツ
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【解析料理】新潟シュート24本枠内率も大幅上昇 V弾鈴木孝司「丁寧に」 得点力不足解消兆し

<明治安田生命J2:熊本1-2新潟>◇第8節◇3日◇えがおS

得点力不足解消の兆しが見えた。2-1で勝った3日のアウェー熊本戦。公式記録上のシュートは14本だったが、そこにカウントされないブロックされたシュートなどを含めると24本を数えた。そのうち枠内シュートは15本で、枠内率は62・5%(速報値)。前節まではリーグ18番目の33・3%だったが、そこからは大幅にアップした。

J1昇格へ、まだまだその精度に課題は残るものの、最後まで攻撃的な姿勢を貫き、しっかりと勝ちきって見せた。相手GKの好セーブが目立ち、DFにブロックされたシュートも多かったが、それもシュートが正確に枠を捉えていたがゆえか。前半21分のFW谷口の同点ゴールなどからは、まずは確実にシュートを枠に飛ばそうという意識が感じられた。

松橋監督は試合前に「ゴールマウスの中にしっかりボールを入れるということを求めたい」と話していた。1-1の後半ロスタイムに勝ち越しゴールを決めたFW鈴木孝司はDF田上の高速クロスを「丁寧に、ふかさないように決めることができた」と言った。殊勲の32歳FWの「丁寧に」という言葉が象徴的。トップスピードの中でも、それをやってのけるだけの選手が新潟にはそろっている。【石川秀和】

●日刊スポーツ

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